私の小~中学校時代、9年間一緒のクラスで過ごした 純ちゃんが亡くなり、お通夜に行って来ました。
フルネームは鈴木純一君。小学校1年生のとき東京方面から転入してきた人です。
お父さんが東芝で、広い庭の付いた戸建の社宅に居ましたから、多分偉いさんだったのでしょう。
当時外地からの引揚者を含め 転入生が多く、クラスの20%以上居ましたが、その中の1人です。
もう70年近く前になりますが 転入の日、先生の紹介の間 前にポツンと立っていた彼の姿が今も目に残っています。
当時まだ知らなかった飄々という言葉がぴったりでその後も飄々は変わらず、生涯その姿の人でした。
お酒とカラオケがこよなく好き、膵臓癌だったとのこと。彼も機械屋になり、いすゞ自動車の部長をしてたとき、朝会社に行くと、部下達に、部長!また飲みましたね、と云われちゃうとニガ笑いしてました。
天国へも飄々として旅立っていったのだと思います。三途の川を渡って・・・・。淋しい限りです。考えることも無かったポン友 純ちゃんの旅立ち。飄々として三途の川を渡る姿を想像しつつ、ご冥福を祈ってます。