先日、カレーの話題を書きましたが、私は流体、粉体の分野に長く身をおいた関係上、カレーのメーカーさんともご縁をいただき、大手何社かに、製造工程で使う装置、機械を納めて来ました。

 このため、カレーの原材料についても良く知っており、機密もありましょうゆえ、あまり詳しくは書けませんが、香味のある植物の根、実、葉、皮など十余種類、いや、それ以上が使われています。単品でもスパイスなどとして使われるペッパー、クミン、ターメリック、コリアンダー、フェヌグリーク、ガーリック、陳皮などです。

 これらをなるべく香りが飛ばない製粉方法で粉にして、混ぜたものがカレー粉で、スパイスとしても使われます。お店に並んでいるルーの形になるのはこのあとの工程です。

 このカレーの熱いのをフーフー言いながら食べると軽い風邪なら治ってしまう人も居ます。

 そう、原料の多くは漢方薬にも使われるものが沢山入っていて、熱々を食べると、高カロリーの副材料の応援もあって、風邪が治ってしまう位と云うことです。


一大(いちだい)のブログ






お店に並ぶカレーのルー