私達が若いころ、坂本九さんが歌った「勉強のチャチャチャ」という歌で、僕らの先祖はおさるさん…というのがありました。

 そうかも知れませんが、厳密には、おさるさんの元なるものからおさるさんと猿人に分れ、さらに現代の人になったということでしょう。

 さて、気の遠くなるような昔々はさておいて、現実には3代以上位前になるとはっきり分からなくなってしまうケースも多いのではないかと思います。

 先日、私共が幹事を務めた会合で、ラフカディオ・ハーンのお孫さんにご講演いただいた折、ハーンのお母様(その方からみるところひいおばあ様)のお墓を見付け、遠くギリシャのキシラ島にお墓参りに行かれたお話をされました。

 そのとき、誰もある程度の年齢になると、自分のルーツを訪ねたくなるのではと言っておられましたが、確かにそうかも知れません。

 私共の取引先の方で、おじい様が九州鹿児島の出身ということで訪ねたところ、時計屋さんをしていたと言う方、また仙台の在の方ということで訪ねたら、確かに同じ地番、同じ名字でお医者さんをしていたと言っている方がいました。

 実際に訪ねてみると色々なことが分かるものですね。

 一大(いちだい)のブログ


3代、4代前のことよりもずっと昔のことのほうが分かっているというのも不思議な感じがします。

画像は”Near Emmaus”より。