前回書いたまだ咲かない巾着田の曼珠沙華から行く先を変更して、9月19日高麗の里を訪ねました。ここは、7世紀に朝鮮半島に続いた内乱をきらい、日本に移って来た高句麗王の一族が、時の政府の依頼を受けて、当時進んだ外国の農学、土木技術を使ってこの地を拓き、拡め高麗郡を作り、統治を委任されたと云う歴史のふるさとです。当時は大化の改新の前後で政府が土地政策を進めるのにも丁度良かったのかも知れませんね。
1時間に2本来るJR高麗川駅から片道徒歩40分の所にあります。この高句麗王の末裔が代々神主を勤めて来た高麗神社、またこの方は60代目とのことですが、実際に私達が中学時代だった昭和29年まで住んでいたと云う江戸時代初期の住宅(国の重文)、そして初代若光を祀り、廟もある聖天院などをお参り、見学して来ました。
この日、朝は涼しかったけど、日中は未だ30℃にもなったと云う、かなり暑い日でした。やはり、去年行ったときよりずっと暑く感じました。
左が国の重要文化財 高麗家住宅、右が高麗神社の鳥居です。

