この3連休で、JR新津車輛製作所見学と、磐越西線の旅に、そしたら新潟国体パラリンピックに行啓中の皇太子様に!
まずは表敬のため、皇太子様から
通過1分前、「1」のマークのパトカーが。江戸時代でしたら毛槍を振り振り、下におろ~!下におろ~!と云った所でしょうか。この前に「3」=3分前のパトカーが出て来て、次に白バイ、皇室のお車の順に通りになられるとのこと。
次に白バイ。
そして皇太子様のお車。中で手を振られてます。
皇太子様とは、これで3回目。40年以上前、私共のフルード工業創業の前。最初の皇太子様は現天皇陛下。東京駅のコンコースを私がヘルメットと作業着に安全靴で1人で歩いていたとき、白に近いクリーム色のスーツを着て歩いて来られ、大変高貴な印象が今も残ってます。
次は20余年前、南アルプスの麓井川ダムで、登山帰りの現皇太子様が黒いお車で。山の中で、私達の家族だけでした。
そして今度。いずれも簡素な警備が印象的でした。日本の治安の良さを示すものでしょうけど、安全でさえあれば、この方が、国民の印象にも良いでしょうね。
次、JR新津車輛製作所
ここは、旧国鉄新潟工機部。昔々 東京オリンピックの頃、勤めていた会社の私達の部門で作っていたジーゼルカー用のエンジン洗濯機を納めていた所です。今、JR唯一の車輛の製作所。
ロボットで溶接加工中
大きなクレーンで吊下げ移動中
完成!もう、今月中に京浜東北線をお客様を乗せて走るのだそうです。
SLばんえつ物語号
走り始めてちょうど10年、出来た当時私共の会社、フルード工業の社員旅行で乗って以来です。そのときは、2日間に渡るテレビの密着取材があって。
C57の雄姿、私共のSLカレンダーにも、しばしば出て来る機関車です。昭和21年三菱重工三原製作所製。
人が石炭を積んでます。私達を楽しませて下さるために大変な苦労をされてるのですね。
ターンテーブル SLはいちいち向きを変えなくてはなりません。
SLには有名なワットの調速機が使われていて、これが自動制御の第一号とのこと、しかもメカ式。
全てがメカ式で動くSLは、機械屋の私、もう見るたびにワクワク。いや、機械屋の私と云うより、子供のころ家の前を通る東海道線で毎日SLを見て育ち、機械屋になったと云うのが正しく、模型も一杯作りました。ただただ、懐かしい旅でした。





