【ことば・コミュニケーションの発達や
食べることをサポートする言語聴覚士】
ことばの発達サポートfluffy(フラフィ)の
多部未来(たべみく)です
言語聴覚士歴15年、
これまで1,500人以上のお子さんの
発達をサポートしてきました
年末年始、お子さんと一緒に
楽しい時間を過ごされているでしょうか
でも、連休明けの登園が気になっている
お母さんも多いかと思います
帰省や旅行をすると、
いつもと違う場所で、
いつもと違う生活リズムで
過ごすことになりますよね
ご家庭で過ごされた方も
いらっしゃるかと思いますが、
生活リズムが乱れているのでは
ないでしょうか
今回は、
連休明けの登園渋りを乗り越える事前対策
についてお話しします
登園前日に「明日、保育園行きたいくない!」、
登園する朝に「保育園、休む!」と、
泣いたり、怒ったりするお子さんの姿を
容易に想像できる保護者さんが
多いのではないでしょうか
私も連休明けの仕事は行きたくなかったです…
そして、登園渋りのお子さんの相談も
受けていました
では、どうしたら良いのか?
① 日常の生活リズムを取り戻す
② 前日に一緒に登園準備をする
③ お子さんが園で好きなものの話をする
この3つのことをやってみましょう
具体的には…
① 日常の生活リズムを取り戻す
連休中は多少生活リズムが崩れます…
少しずつ通常の生活リズムに
戻していきましょう
せめて、連休明けの前日は
起床&就寝時間、食事時間を
普段通りに過ごしてみましょう
日中、思いっきり遊んで体力を使い切って、
夜ぐっすり寝られるようにしましょう
そうすることで、
朝を気持ち良く迎えられると思います
② 前日に一緒に登園準備をする
休み明けに持っていくものは
色々ありますよね
保護者さんは忘れたふりをして、
「保育園に何を持って行かなきゃ
いけないのか、教えてくれる?」
と言って、お子さんと一緒に
登園準備をしましょう
その際に、
「これはどうやって使うの?」
「明日の給食、何かな?」
と園生活を思い出してもらったり、
明日の登園の楽しみを共有したりし、
園に対するポジティブなイメージを
持たせましょう
③ お子さんが園で好きなものの話をする
園にしかないおもちゃや遊具、
園のお友達や先生の話をしましょう
その際、保護者さんが「〇〇好きだよね!」
と一方的に話すのではなく、
「保育園で1番好きなおもちゃは何?」と質問し、
お子さんに答えてもらいましょう
そうすることで、
保育園へのポジティブな記憶が想起され、
登園が楽しみになります
また、連休中の楽しかった思い出も振り返り、
「〇〇の話、保育園の誰にする?」と聞き、
さりげなく明日のタスクを与えるのも
良いかもしれません
連休明けの登園渋りを乗り越える事前対策は、
① 日常の生活リズムを取り戻す
② 前日に一緒に登園準備をする
③ お子さんが園で好きなものの話をする
です
いくら事前対策をしても、
登園渋りをする可能性はあります
だから、連休明けの朝は
時間に余裕を持たせましょう
「保育園、行きたくない!」と言ったら、
お子さんの話を聞き、
お子さんの気持ちに共感しましょう
そして、前日に話したことを振り返り、
登園に対してポジティブな気持ちに
なれるよう、ことば掛けしましょう
今回お伝えした内容を
参考にしていただければと思います
登園渋りになったら、
日本全国に同じ課題に直面している
仲間がいることを想像してください
「自分だけではない…」と思うと、
少しは気持ちがラクになりませんか
今後ともよろしくお願いいたします
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