【ことばとコミュニケーションの発達や
食べることをサポートする言語聴覚士】
ことばの発達サポートfluffy(フラフィ)の
多部未来(たべみく)と申します
言語聴覚士歴15年、
これまで1,500人以上のお子さんの
発達をサポートしてきました
「ウチの子、人よりも物に興味があって、
近くにいても、私のことを見てくれない…」
「1人で遊ぶことがほとんどで、
なかなか一緒に遊べない…」
とお悩みではありませんか
今回は、
『人への興味がないお子さんと遊べる方法』
をお伝えします
私は自閉スペクトラム症と診断された
お子さんとたくさん関わってきました
そのお子さんたちは、
物をひたすら並べたり、
跳んだり、回ったりして過ごしており、
人と遊んだり、関わろうとしたりすることが
少ないです…
では、どうしたら一緒に遊べるようになるのか?
そのためには、3つのステップがあります
① お子さんの様子を静かに観察する
② お子さんの動きを真似する
③ 動きに変化を加えたアクションをする
この3つの手順を試してみましょう
ステップ①
お子さんの様子を静かに観察する
まずは、お子さんが…
・物や感覚など、何に興味があるのか
・お子さんの動きを見て、
物をどう操作しているのか
どう行動をしているのか
・お子さんの表情や仕草から、
どんな気持ちなのか
ということを、
少し離れた場所から静かに観察します
ポイントは…
①先程の内容を、
少し離れた場所からしっかり観察する
②お子さんの今の状態を知る
③近付くタイミングや、
お子さんの遊びの邪魔にならない場所を見計らう
この3点です
私も初めてお会いするお子さんには
いきなり近付いて関わろうとはしません
しっかり観察し、
お子さんのことを把握することから始めます
ステップ②
お子さんの動きを真似する
ステップ①で観察して得られた情報をもとに、
タイミングを見計らって、
お子さんの邪魔にならないけれど、
視界に入る場所に近付き、
お子さんの動きの真似をします
大人からしたら、謎の動きであっても、
とりあえず真似しましょう
お子さんに近付けそうなら、
可能な限り近付けると良いのですが、
お子さんが邪魔・不快に感じない距離感を
心掛けましょう
私もお子さんが寝転がっていたら寝転がり、
ジャンプしていたらジャンプします
そうすることで、得られる効果は…
①お子さんが”自分と同じことをしている”
あなたの存在に気付いてくれます
②お子さんと同じ動きをすることで、
お子さんが見ている物・感じていることを
知ることができます
例えば…
「ジャンプした時の浮遊感が気持ち良いのかな?」
「着地した時の足裏の感覚がほしいのかな?」
「景色の変化を楽しんでいるのかな?」
とお子さんが好んでいるものが予測できます
③お子さんが何を楽しんでいるのか、
何を欲しているのか分かると、
お子さんの好きそうな他の遊びに誘いやすく、
興味の幅を拡げることに繋がります
ステップ③
動きに変化を加えたアクションをする
お子さんがこちらの存在に気付いたら、
お子さんの動きに変化を加えてみましょう
例えば…
・お子さんの動きをもっと大袈裟にやる
・規則正しいリズムで動いていたら、
リズムに変化を加える
・持続的に動いていたら、
”動く→止まる→動く”をしてみる
などです
ポイントは、
お子さんが「楽しそう♪」と思える変化です
お子さんが「楽しそう♪」と思ったら、
お子さんはあなたに釘付けになり、
お子さんがあなたの動きを真似してくれる
かもしれません
こうすることで、得られる効果は…
①人への興味が少しずつ高まり、
②人の真似をするようになることで、
③お子さんの“できること”が増えてきます!
人への興味がないお子さんと遊ぶ方法は…
① お子さんの様子を静かに観察する
② お子さんの動きを真似する
③ 動きに変化を加えたアクションをする
です
今回お伝えした手順に沿って、
1日5分で構いませんので、
是非やってみてください
そうすることで、
お子さんがあなたの存在に気付き、
”あなたと関わりたい”気持ちが
芽生えてきます
ただ、実践してみると、
なかなか上手くいかないことが
あるかもしれません…
その際は、
ことばの発達サポートfluffyの
多部未来までご相談ください
私がお子さんに合ったサポート内容を
ご提案いたします
【ことばの発達サポートfluffy】のホームページはこちら↓
【ことばの発達サポートfluffy】にご興味のある方は、プロフィールにホームページのリンクがありますので、是非ご覧ください♪
こちらの記事のYouTubeはこちら