【ことば・コミュニケーションの発達や食べることをサポートする言語聴覚士】
ことばの発達サポートfluffy代表の多部未来(たべみく)です。
”ことば”が出て、
”コミュニケーション”がとれるようになるために
必要な土台があります![]()
「その土台とは一体何なのか?」
「どうして土台を作る必要があるのか?」
といった内容を数回に分けて
お伝えしようと思います![]()
「歩けるし、走り回っているし、ピョンピョン跳んでるし、
運動面の心配はないんだけど、
ことばがなかなか出てこなくて、
ことばのことだけが心配なんです…」
とお悩みの方、いらっしゃいませんか![]()
自分である程度動いていれば、
”ことば”が出ないことが
気になって仕方ないですよね![]()
「”ことば”が出るようになるために
自分たちにできることはないのか?」
と日々悩まれている方もいらっしゃると思います。
私が児童発達支援事業所で働いている時も、
「ことばが出ないことが悩みで、
ことばが出るようになってほしいです!」
と保護者さんからご相談を受けることが
多々ありました。
もちろん、どんなお子さんであっても、
言語聴覚士がお子さんにアプローチをすることで
対人面や言語面、コミュニケーション面に
変化はみられます!
ただ、言語聴覚士が”ことば”だけに
フォーカスを当てて関わっても、
お子さんの変化はわずかなものです…
そのためには、どうすれば良いのか?
”ことば”が育つための土台を作る
ことが重要です![]()
土台の1番下の部分、
それは”規則正しい生活”です!
「えっ、何それ?」
「一体ことばとどう関係があるの?」
と思われましたよね?
”規則正しい生活”とは
一体どういうことなのか?
”規則正しい生活”について、
今回と次回の2回に分けてご説明します!
今回は”睡眠”についてお話しします。
私たちは眠っている間に
”成長ホルモン”が分泌されます![]()
”成長ホルモン”の効果には…
① 疲労回復
・骨や筋肉の成長促進
・細胞のダメージを修復
・疲労物質の排出
② 記憶の整理
・大切な情報は記憶として定着・保持
・嫌な感情や出来事は不要な記憶として整理
③ 自律神経の調整
・思考力、集中力、記憶力
・情緒面のコントロール
などが挙げられます。
お子さんの推奨される睡眠時間は、
1〜2歳児:11〜14時間
3〜5歳児:10〜13時間
小学生:9〜12時間
中学&高校生:8〜12時間
です(お昼寝も含む)。
睡眠が不足すると…
❶ 居眠り
❷ あくびが多い
❸ 疲れやすい
❹ 情緒面が不安定になる
❺ 食欲低下
❻ 元気がない
❼ 集中力がなく、多動になる
❽ 記憶力が落ちる
といった症状が現れます![]()
睡眠不足の状態で、
いくら”ことば”を教えようとしても、
”ことば”はお子さんの脳に届かず、
”ことば”を学習することが困難である
ことをご理解いただけるかと思います。
大人でも睡眠不足だと、
上記の症状が日中現れますよね?
そんな状態では仕事や家事もはかどりませんよね?
ましてや、新しい知識や技術を習得しようとしても
内容が入ってきませんよね?
だから、
”早起き早寝”を習慣化しましょう!
「”早寝早起き”ではなくて、
”早起き早寝”?」
と思われましたよね?
”早寝早起き”をしようとしても、
夜ダラダラ過ごして、早寝ができず、
結局、”早寝早起き”することが難しいです…
”早起き早寝”は、
早起きした結果、早い時刻に眠くなり、
結果、早く寝ることができます![]()
まずは、少しずつ起床時間を早めていきましょう!
寝ているお子さんに「起きるよ!」と言っても、
なかなか起きてくれないと思います。
だから、カーテンを開けて、日光を浴びせましょう!
日光を浴びると、交感神経が刺激され、
脳と身体が活動的になって、目が覚めます![]()
すぐに生活リズムを変えることは難しいと思います。
でも、少しずつできることから始めてみませんか?
なかなか上手くいかない日もあると思います。
でも、「ことばの発達のため!」と思えば、
チャレンジし続けられませんか?
私はチャレンジし続ける保護者さんを応援します![]()
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