私の不注意で、身内に大怪我をさせてしまい、食べられず、寝れず、心身ともにボロボロになってきている。ネットで「事故の加害者の気持ちの持ち方」などを検索したが、情報が少ない。
一般的に、被害者の気持ちに焦点を当てたものが多いが、不慮の事故の場合は、加害者もダメージがある。
仏教の修行に、「常に喜びだけを育む」という教えがある。
喜びには理由がある喜びと理由のない喜びがある。大抵喜びには理由がある。
しかし理由のない喜びは、自分がどんな状況であっても、いつも笑顔でいる、人を先に笑わせる。無理矢理に笑うだけで変化が起きる。心に喜びを持つことで、怒りや心配が薄れ、心の状態が良くなる。心を修練し、煩悩を除去し、いかなる苦難も乗り越える。
さまざまな、苦しみに陥っても、落ち込まず、喜んで立ち向かう。逆境は祝福であり、心が鍛えられ、自分を鍛え、魂を成長させるチャンスである。苦しみを喜びに変えられる。
私が落ち込んでいて、「私が悪い、私のせいだ。私は本当に馬鹿だ」と泣き叫んで言い続けたところで、周りの状況が変わらない。それどころか、周りの人を心配させて、場が暗くなる。
こんな状況で笑っていいものかと思うが、仏教の修行にも、記されているのだから、「私は常に喜びを育む」。そしてこの苦悩が、なぜ私に起きたのか、考えていきたいと思う。
そして、今後は、仏教の最大の教え「菩提心(自分だけでなく、他人の為に生きる)」で生活していく事を心がける。