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ギャルメタラーの日々

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残念でならないというのはこういうことを言うのでしょう。
去年のスティーヴ・リー(vo)の事故死のことです。
この頃のGOTTHARDは、まだ後のメロディアスHRとは違い、メロディはやや薄味でハードで明るいHRをやっていました。薄味という段階であんまり興味を引くバンドではなかったのですが、このヴォーカルだけは別格です。
うまい!
デヴィッド・カヴァデールほど深くなく、それでいてパワーと圧倒的な声量はHR界の宝の1つでした。
そのスティーヴのヴォーカルから始まるこのアルバムを聞くと、改めてそんなことを思います。


1. Higher    
2. Mountain Mama    
3. Here Comes the Heat    
4. She Goes Down  
5. I'm Your Travellin' Man  
6. Love For Money 
7. Get It While You Can  
8. Come Together 
9. Dirty Devil Rock  
10. Open Fire
11. I'm On My Way

① スティーヴのヴォーカルから始まるオープニング曲。逆回転のはずがいつのまにか普通の歌唱になっています。ノリもよく、リフも気合い満点。でもなんといってもヴォーカルの熱さにつきるかな。
明るくパワフルなHRではあるけど、メロディは薄味。

② やや速めミドルテンポで、ブルージーな曲。トーキング・ワウも使われている人気曲です。ギターソロ部分やエンディングなどで「わうわう」いうだけではなく、かなり歌詞を言っている感じで使われています。

③ 続いては疾走曲。タイプのちがう曲を頭3曲に持ってきているので、聞く側も期待が膨らみます。それにしても、このアルバムのギターリフ、分離がはっきりしてて、いい音です。

④ まるでACCEPTみたいなソリッドなリフとノリの曲。でもヴォーカルがまったく違うのでACCEPTとはまったく違うわけですが。まぁ正直いえば、ACCEPTに比べてメロディが薄いですよ。ヴォーカルは圧倒的にかっこいいですけど。

⑤ ベースとややブルージーなギターで始まる渋めの曲でCOBRAのカバー曲。こういう曲ではヴォーカルがどうなのかというのが曲の成否を分けるわけですが、もちろん文句なし。
とはいえ、カバーなんてやらなくても、と思ってしまいます。

⑥ ミドルテンポのパワフルなHRナンバー。
アメリカのHRバンドには必ずといっていいほどこういう曲があります(彼らはアメリカではありませんが)が、個人的にはちょっと退屈な部類に入ります。
でも高音に至るまで圧倒的なパワーをほこるこのヴォーカルには脱帽せぜるをえませんよね。

⑦ ちょっと⑤に傾向が近い感じの曲。ブルーズHRとでもいうんでしょうか。ハーモニクスが混じった感じのリフがかっこいい曲です。まぁメロディはやはり薄味ですけどね。

⑧ THE BEATLESのあの曲です。スティーヴのヴォーカルを生かし、ハードエッジなリフで決めたブルージーなヴァージョンになってます。

⑨ これもエッジのたったハードな感じのリフで始まります。ミドルテンポでメロディ薄味のHRナンバー。
こんなに演奏も歌もうまいんだったら、メロディが伴えば最高じゃないか?と思ったものです。

⑩ アップテンポなHR曲。Bメロでマイナーが入るので、ちょっと「おぉ?」と思いますが、やはり薄味メロディのまま進んで終わります。とはいえ、ギターとヴォーカルが圧倒的にうまし!

⑪ このアルバムはとにかく明るくハードに!という感じなので、バラードはなんとこの曲1曲のみ。スティーヴの中低音もこの曲だけで聴けるようなものです。
ただし、やはりメロディは薄味だよ~ん、残念。


*GOTTHARD記事~
GOTTHARD 「GOTTHARD」(1992) http://blogs.yahoo.co.jp/fltsts/49890668.html