EVANESCENCE 「FALLEN」(2003) | ギャルメタラーの日々

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アメリカのアーカンソー州出身。
中学時代の友人エイミー・リーとベン・ムーディーを中心に結成。

インディーズより 『Evanescence EP』(1998年)、『Sound Asleep EP / Whisper EP』(1999年)を リリース。2000年にキーボーディストとしてデヴィッド・ホッジスを迎えて3人となった彼らは『Origin』を発表。

ワインド-アップ・レコードと契約した3人は、2002年に本作のレコーディングを開始。途中デヴィッドが脱退するもアルバムを完成させ、2003年3月デビュー。
シングル「 Bring Me To Life」が映画「デアデビル」のサントラに使用された事もあって大ヒットを記録しました。世界で1400万枚のセールスを記録したほかグラミー賞では最優秀新人賞と最優秀ハードロック・パフォーマンス賞を受賞しています。

エイミーとベンは、ギタリストとしてジョン・ルコンプ、ドラムスのロッキー・グレイ、ベースのウィリアム・ボイドをバンドに迎えて5人体制で、プロモーションとツアーをスタート。
しかしその最中、中心人物のベンがバンドを脱退。かなりの大事件ですがバンドはツアーを続行し、後任にテリー・バルサモを迎えています。

美しくも冷たく、優しくも激しい。
そんなサウンドは、正統的メタルというよりはLINKIN PARKあたりに近いものも多く、メタルでいうとゴシック色も強いんですが、SOUNDGARDENやPEARL JAMらに影響を受けたエイミーと、80年代HM/HRを中心に影響を受けたベンの作り出すサウンドなので、あたしのような人間にもアピールするところ多し。
たまにヒッキー(宇多田ヒカル)に似ている声を出すとこも、いい意味で聴きやすいかな。ジャケも好きな人多いかも。

1. Going under
2. Bring me to life
3. Everybody's fool
4. My immortal
5. Haunted
6. Tourniquet
7. Imaginary
8. Taking over me
9. Hello
10. My last breath
11. Whisper


① 低音気味のヴォーカルにデジタルっぽいビート、ゴリゴリのリフ。この出だしが気に入ればこのバンドの大部分は気に入ると思います。
メロディアスで優しいサビでの歌と扇情的なリフはかなりいいです。

② 前述のヒットシングル。これ1曲でアルバムを買った人も多いでしょう。この曲を印象づけている要素の1つのラップ調ヴォーカルですが、歌っているのは12 STONESのポール・マッコイ。メンバーじゃないゲストなのでそのあたりがなんとも微妙ですが。
この曲の最初はヒッキーっぽいですね。

③ アコギにデジタルビート、ヘヴィリフというパターンも多いんですが、そうした1曲。ただし印象的なサビメロがあるし、2番でのホロホロしたシンセや中後半のバックコーラスなどアレンジも考えられてます。

④ ピアノをバックに歌われるバラード。人気も高く、熱い歌唱でなく優しく包み込む感じは聖母のよう。いい意味で映画のサントラに入っていそうです。個人的にはあんまり心は動かされませんが。

⑤ 暗い出だしや、やや薄味な歌メロで一瞬地味なんですが、2番のガガガというリフから、ギターソロ&聖歌隊で大いに盛り上げます。
盛り上がった~と思ったら終わってしまいますが。

⑥ ドラマーのロッキーがギタリストとして在籍するSOUL EMBRACEDのセルフカバー曲。元はメロデスっぽい曲だということもあって、イントロのギターリフからして扇情的。この曲もヴォーカルがちょっとヒッキーっぽい。
個人的にはこの路線がいいなぁ。
最後はストリングスで大いに感動。

⑦ そのストリングスから曲間なくこの曲へ。ヘヴィリフのあと、ストリングスに代わってピアノが主旋律を担当するあたりがステキです。
ピアノとアコギが奏でるオルゴールのような中間パートからワウの効いたギターにシフトするあたりもさらに盛り上がります。

⑧ 曲のパターンとしては変わったところはないものの、最初からこの曲は歌メロが充実してます。メロディの起伏や感情の熱さは①②以上かも知れません。

⑨ あまりにシンプルなタイトルですが、ピアノをバックに歌われるバラードであるこの曲はあまりに悲しい。③で心が動かないあたしもこれにはやられました。

⑩ そしてその曲のあとだけにこの歌詞のテーマはやられます。こっちはヘヴィリフもデジビーも入る曲なんですが、①同様、扇情的なリフとドラマティックな歌メロはステキです。

⑪ のっけから硬質なリフが飛び出すラストナンバー。これまでの集大成ともいえます。優しくも冷たい歌、ゴリゴリのリフ、ストリングスに聖歌隊と全部入ってます。
最後はストリングスと聖歌隊だけが残って盛り上げます。個人的にはサビのコードが1つ気に入らない。

⑫ 日本盤のみボーナストラック。硬質なリフに低音が響くピアノという前半が特に印象に残ります。ただアルバム中突出した曲な訳ではないのでやはり⑪で終わってた方がいいな。
⑬ ウチにある日本盤はさらに③のバンドヴァージョンが入ってます。同じアルバム中に別ヴァージョンがあるというのは中途半端であんまり好きじゃありませんが、これは③より好きかも。ただ、音が割れ気味なのでデモかなんかかな。

さて、このあとも激しくメンバーチェンジをくり返しているバンドですが、どんなもんでしょ。