SKID ROW 「SLAVE TO THE GRIND」 (1991) | ギャルメタラーの日々

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言うまでもない、SKID ROWの2ndアルバム。
HR/HMバンドで史上初のビルボード初登場1位を獲得したアルバムでもあります。

1st発表後、ツアーに次ぐツアー。感動のバラードのPVが評判になったり、デビュー作としても大成功の彼ら。そのためか次の作品では、わりと好きなことができたようです。
彼らのことをルックス重視だと思ってる人達に対するアグレッシヴさ、前作で評判だったバラードもしっかり収録。
ツアーや前作で期待は高まり、全米初登場1位という輝かしい記録も当然といえば当然。
一緒にダブルヘッドライナーで回っていたガンズのスラッシュから、楽屋にお祝いの最高級シャンパンが送られたとうのも今では有名。

しかし、裏腹に、前作以上にハード&ヘヴィ。
一方でグルーヴ感が強調。
さらにバズのヴォーカルもシャウト気味でワイルドさを増しています。



1. Monkey Business
2. Slave to the Grind
3. The Threat
4. Quicksand Jesus
5. Psycho Love
6. Get the Fuck Out
7. Livin' on a Chain Gang
8. Creepshow
9. In a Darkened Room
10. Riot Act
11. Mudkicker
12. Wasted Time
13. Beggars Day (ボートラ)

① レイドバックしたブルージーなギターとヴォーカルから、一気にアグレッションが炸裂。
よくこんな音のアルバムが全米1位になったものだと思います。
同じ曲名だと、大好きなDANGER DANGERの曲もありますが、正反対という感じ(笑)

② 「すごいオープニングだった」と思ったら次がスラッシーともいえるアップテンポ曲。
チューニングを下げたギターによるリフは、前作でかっこよかったピッキングハーモニクスを混ぜたもの
とは違いますが、ベースラインからはスラッシュではなくパンクの影響が感じられます。

③ ちょっとだけ複雑なリフによるミドルテンポの独特のグルーヴをもった曲。
それにしてもギターの音、いい音してます。ギターソロでもたっぷり歪ませてますが、ずっしり感がほどよくあり、彼らの方向性にピッタリ。

④ 前作でいうと「18 And Life」あたりになるバラード。
歌詞の内容がぜんぜん違うこともあって、曲展開も違い曲全体の中間部を盛り上げていくパターン。
だから1番だけ、2番だけじゃいまいち盛り上がらないかも。

⑤ 「パワーロックトゥデイ」とかで聴きなれてしまったベースから始まる③系統の曲。
前作でややポップだったミドルテンポの曲は全部、こういう曲かパンキッシュな曲に変わった感じがあって、それが前作に比べてハード&ヘヴィになった印象を強めているのかも。
中間部でギターのアルペジオによる演奏と静かなヴォーカルのパートがありますが、それが終わったあとのリフは、よけいにヘヴィに聞こえます。

⑥ 同時期のEXTREMEの曲にも似たタイトルですが、こちらは「Funk」じゃないところがミソ(?)。
曲自体は明るいパンク。演奏がずっしりしているので単なるパンクには聞こえませんけど。

⑦ ヴォーカルとリフの交互という出だしから始まるミドルテンポの、これまたワイルドな曲。
歌詞はとってもわかりやすく深い内容。バックコーラスが歌うサビも、ロックしてます。

⑧ ところどころメジャーキーになる変わった曲。
それ以外は基本的には③⑤などと同じ雰囲気の曲。中間部にカッティングのギターがあったり、
低音メインのリフなど、特徴はありますが。

⑨ 泣きのギターから始まるバラード。「I Remember You」のようなバラードでもなく、歌詞もどちらかというと暗い。2番で途中からオクターブ上げて歌うバズの歌唱といい、絶唱系。
でもギターソロでF.O.してあっけなく終わります。

⑩ ⑥以上にパンクな曲。ラモーンズあたりからの影響だと思います。
パンク好きなレイチェル・ボランらしい曲。2分台でのバズの絶叫ヴォーカルは、そこまでしなくてもという感じがします(笑)

⑪ ヘヴィなリフによるミドルテンポの曲。アルバム中いちばん地味な曲でしょう。
このアルバムではめずらしくハモリのギターソロがありますが。

⑫ クリーントーンのギターから始まりヴォーカルが乗り、ディストーションギターが入り、
とっても悲しげなのに、サビはメジャーキー。
「すべては無駄な歳月だったのか?」
という問いかけに「No」というようなメジャーキーのように聞こえます。
サビで右から聞こえるアルペジオがとっても好きです。
そして、後半「memory~」で転調していき、だんだん明るくなっていくのが
雲間から一筋の明かりが漏れてだんだん明るくなってくるようで、
さらにバズの絶叫ですから。名曲!

⑬ アップテンポのボートラ。メインリフがSKIDSらしくないのがおもしろい。
サビではもとの彼ららしいずっしり感のリフになるんですが。
サビがかっこいいのと、後半のバズの絶叫がすごいのが特に印象的。
このアルバムは⑫で終わるのが美しいと思うんですが、まあこの曲はいい曲なのでOKかな。

バズの父が描いたという3面に渡るジャケットもいいんですが、
考えて見ると彼らのアルバムジャケットの雰囲気とかテイストってバラバラですね~。