
あたしが最初に聴いたのがこのアルバム。
アンセムは、1981年、柴田直人(b)を中心に結成。
その他のメンバーは前田敏仁(vo)、小柳彰史(g)、大内貴雅(dr)。
1983年、さらなるステップアップを求めて、(g)が和製エディ?福田洋也に交代。
1984年メジャーデビューを決めますが、vo前田が脱退。レゾナンスの坂本英三を加入させ1st完成。線が細いという評価も下されつつ、ライヴで鍛え?スケールアップした2ndアルバムを1986年リリース。
01. Victim In Your Eyes
02. Night After Night
03. Death To Death
04. Tight Rope Dancer
05. Driving Wire
06. Finger's On The Trigger
07. Light It Up
08. Black Eyed Tough
①はB誌にソノシートがついてました。広告だそうですが。
ちなみにあたしはアンセムって特に好きというわけではありません。もちろん嫌いではないし、なんだかんだで毎回聴いてる。でもね~。その理由は、
まず、曲展開が類型化してること。メイデンだってワンパターンやんけ、という人もいるでしょうけど、メイデンの場合はリフやvoラインなどがぜんぜん違う上に印象的。
次に、日本語詞。日本語詞が嫌いというわけではないけど、DEAD ENDやFLATBACKER、REACTIONのような「この歌詞世界だから日本語なのだ」というものが見えない。
そして、ヴォーカル。のどから振り絞るような声はいかにも薄く、日本人的。
ということで、熱心に聞く気にならないのです。いや、聞くんですけど「かっこいい~」「いいなぁ」とは思えない、あんまり。
さて、①を聴いてまず思ったのが「音悪ぃ~」でした(笑)。それはともかく、突進力がいいですね。②はサビメロとリンクしてるメロディアスなイントロリフがよい。この曲のソロもですが、福田さんのソロはタッピングやアーミング多用のものが印象的ですね。③はなかなか不思議な曲。いくつものパターンから構成される曲です。
④はVHのようにオブリとかで動き回るギターが印象的。⑤はまた速いなぁ。REACTIONもですが、「子音+母音」から成り立つ音が多い日本語の特性上、リフやリズムが速くても日本語詞は間延びして聞こえるんですよね。
⑥はいい意味でジャパメタっぽいリフと速さがいいですね。⑦はサビとギターソロのコード進行がメロディアスでいいですね~。はねるリズムだけど速い⑧も変わった曲かな。ギターソロ前の都市の音の部分がVHっぽいような。最後の⑨もどちらかというと速い。ドラムがとっても忙しそうです。MADさんってガリガリに見えるんだけどなぁ。
なんか文句が多くなりましたが・・・
ところで彼ら、というか特にこのアルバム、「Oh~」ばっかりですね~。
あ、また文句になっちゃった。
*ANTHEM記事~
ANTHEM 「TIGHTROPE」 (1986) http://blogs.yahoo.co.jp/fltsts/39889449.html
ANTHEM 「BOUND TO BREAK」(1987) http://blogs.yahoo.co.jp/fltsts/47927832.html
ANTHEM 「GYPSY WAYS」(1988)http://blogs.yahoo.co.jp/fltsts/50755286.html
ANTHEM 「HUNTING TIME」(1989) http://blogs.yahoo.co.jp/fltsts/57166686.html