
先日もニューアルバムをリリース。まだまだ、というかまったく衰えるところない健在ぶり発揮。
その彼らのデビュー作がこれ。
ビートルズなどからの影響を受けたポップでメロディアスな曲に毒気を含んだ独特のポップ感覚。
彼らのサウンドは時期によって違いますが、初期の毒のあるポップさがあたしはいちばん好きです。
Rick Nielsen(lead guitar,vo)
Robin Zander(lead vocal,rhythm guitar)
Bun E. Carlos(drums)
Tom Petersson(bass guitar)
あとの彼らからすると、けっこうアグレッシヴに聞こえるかも。
1998年に未発表曲を加えて再発しましたが、そのときに、もともとメンバーが望んでいた曲順に変更されました。
ウチにあるのはもともとのものなので、そちらの曲順でいきますよ。
1.Hot Love
2.Speak Now or Forever Hold Your Peace
3.He's a Whore
4.Mandocello
5.The Ballad of TV Violence (I'm Not the Only Boy)
6.Elo Kiddies
7.Daddy Should Have Stayed in High School
8.Taxman, Mr. Thief
9.Cry, Cry
10.Oh, Candy
①はいきなり名曲!サビのあとの優しくて毒のあるパートがお気に入り!
②はゆったりしたR&R。③はAメロのだんだん音程が下がっていくメロディ展開が超ステキ!
④はアコースティックで始まる優しいメロディの曲。おとなしい曲だと思ったら2分を過ぎて、さらにすてきな展開になる。
⑤はハードエッジなギターからスタート。でもバラードではありません。ところでこの曲の歌詞ってどういう意味だか誰か教えてください。歌詞の言葉上の意味はわかるけど。
⑥も名曲ですね。イントロからほろっと来る人も多いのでは。でも実際の歌メロはそんなにありません。
⑦もR&R(てか、全部そうだけど)。「daddyぃ~」のファルセットが耳に残りますよね。
⑧もいい曲!これを聞くといつもMR.BIGを連想します。ベースの音がビリー・シーンみたいなんだもん。雨の日に聞いたら泣きそうなA~Bメロが終わり、雲間からちょっとだけ晴れ間が見えたみたいなサビへ。しかし雨はやんでないのでブルーなまま。でも、そんな気持ちをギターとベースが動き回ることで紛らせてくれます。そんなとこもMR.BIG的!
⑨は弱い男の歌(に聞こえますが)。サビがちょっとだけ明るくなるのがステキ。
最後の⑩は、これまたメロウなサビがステキな曲。というかコード展開がまた泣かせるし、ほわほわギターソロもいい!
という捨て曲なしのデビュー作。まだこの作品では大した人気は出てなかったようですが。
以下は再発盤の曲目。曲順。
1. Elo Kiddies
2. Daddy Should Have Stayed in High School
3. Taxman, Mr. Thief
4. Cry, Cry
5. Oh, Candy
6. Hot Love
7. Speak Now or Forever Hold Your Peace
8. He's a Whore
9. Mandocello
10. The Ballad of TV Violence (I'm Not the Only Boy)
11. Lovin' Money (Outtake)
12. I Want You To Want Me (Outtake)
13. Lookout (Outtake)
14. You're All Talk (Outtake)
15. I Dig Go-Go Girls (Outtake)