
彼がウリの弟ジーノ・ロートと共に1986年に結成したのが、あの伝説のメロディアスHRバンドZENO。
その「ZENO」解散後に、ウレが元V2の実力派シンガー、トミー・ハート、そしてウリ・ロート直伝のスカイ・ギターの後継者ヘルゲ・エンゲルケと元バランタインズのアンディ・マレツェック(G)らとともに始動させたバンド。
それが彼ら、FAIR WARNINGだぁ~☆
1997年傑作の3rd「GO!」を出して3年後、個人的には彼らの最高傑作であるこのアルバムをリリース!
このすぐれたアルバムを残し解散してしまった彼らですが、再結成して5年ぶりのニューアルバムを近々リリース!内容的には、これまたすばらしい内容だそうなので超楽しみ!
1. Heart On The Run
2. Through The Fire
3. Break Free
4. Forever
5. Tell Me I'm Wrong
6. Dream
7. I Fight
8. Time Will Tell
9. Eyes Of Love
10. Find My Way
11. Night Falls
12. Wait
13. Still I Believe
14. For The Young
とにかく捨て曲がなく、日本人好みのメロディアスな曲が次から次に登場。よくぞこれだけメロディを思いつくなぁという感じ。
評論家は1stや3rdが好きみたいですが、あたしはこれが最高傑作だと信じて疑いません。
レンジや声量も豊かで、深みや余裕さえうかがえるトミーのvoもすばらしい。
この人の好きなのが、中身のないアメリカンっぽいサウンドというのがホントに残念(下記「関連記事参照」)。
スカイギターそのものではないけど、同じように高音部までフレットを刻んだギターで、ヴァイオリンのような高い音色を奏でるヘルゲのギターが、天使のささやきのようにすばらしい!しかもそのメロディラインも曲を最大限に盛り上げるもの。スウィープとかも完全に感動的なメロディの一つとして機能してるし、ヘルゲはもっと評価されてもいいギタリストだと思う。彼のギターを聞くだけでもアルバム代出す価値はあると思います!ムスッとした顔ですが、そのサウンドはとっても温かい!
ちなみに今はスカイギターをウリ・ロートに返却してNCC1701-Hというオリジナルハイフレットギターを使ってます。だから「ヘルゲのスカイギターが・・・」という表現は間違いで、「スカイギターみたいなギター」が正解(笑)。
① イントロの「シャ~ン」の音から天使の口笛のようなギターの4音、これで決まり!です。ギターソロの前後の入っている厚いコーラスが超お気に入り。
Bメロのメジャーキーの爽やかで暖かいぬくもりがいいですね。
② シャッフルのノリがステキなHR。この曲のギターソロは好きですね~。中間の下降&上昇フレーズで一気にコードチェンジってあたりが。最後の超高音もいい。
③ アコギで始まる曲で、そのイントロだけで「悪い曲であるはずがない」と実感! 実際AメロもBメロも魅力的ですが、サビに入ると「そのコードで来るか」という気が一瞬するし、厚いコーラスもあるし、どうしようもないですね~、このメロディの洪水は!すばらしい。
ギターソロも、得意の「ギターソロで曲全体を盛り上げる」というもの。
④ 分厚いリフで幕を開けますが、そのリフ自体もかなり音遣いはこったもの。歌が始まるとAメロからして哀メロたっぷり。見習え!そこのミュージシャン。
バッキングのギターにはワウがかかってます。
そしてサビでまたまた分厚く壮大なコーラスが。「As long as~」という繰り返しの響きの歌詞の響きもいい。エンディングソロも歌うものだし、しっかりビッグなヴォーカルコーラスが効いてます。
⑤ ハープのような音から始まるビッグな感動的バラード。これまたコーラスが最高。ウレは何でこんなあったかい曲を書けるのかしら。
ギターソロもロングトーンの前半からだんだんタメをつくるようになり、スウィープで駆け上がって盛り上げるという得意のパターン。こういう曲を歌え!トミー!
⑥ 「ななな~」というイントロからしてもうたまらない! ポップすぎるのではという意見も内部にはあったようですが「ポップの何が悪い!」(B!誌F木氏風)
2番の終わりからさりげなくマイナーコードになってギターソロにはメジャーに戻っており、ギターソロでもう一発盛り上げるという手法が、地味だけどステキ。見習え!そこの〇〇!
後半の「ななな~」でコードを変えるところがありますが「ゾクッ」とします。
⑦ これまでの彼ららしいHRナンバー。でもイントロリフからしてメロディアスでイヤになりますね~。見習え!そこのリフパクリ星人!
他のバンドならアルバムのハイライトになるようなこの曲ですら、このアルバムではあっさりと過ぎてしまうほどの充実感。
⑧ 低音リフとキラキラシンセで比較的地味なAメロから、Bメロで一気に盛り上げ、サビは必要以上に盛り上げずクールというか都会的に抑える曲。ギターソロも主張しすぎないものの、1音1音が「その音で小節終えるか!」という懲りよう。
⑨ イントロのトミーの「Let's go~」がやさしい!その流れでやさしくおだやかに進んでいきます。でもAメロ~Bメロ~サビのメロディがいちいち魅力的なので全く退屈せず、そのやさしい流れに身をまかせたい気分。この曲もコーラスがあたたかいなぁ。
⑩ ゴスペル好きなあたしにはたまらないイントロコーラス。曲自体はアップテンポでめっちゃさわやか。全編そのコーラスがしっかり入っていて、この曲のアレンジをした人にはなんか分からんけど賞をあげたい気分(笑)。
⑪ アコギとシンセとパーカッションが左右あちこちで鳴っている、あったかいけど幻想的な宝石箱のようなアレンジの厳かな曲。「Night falls」というのをこういう曲調で表現するのが彼ら流!
ウレはZENOのアルバムなどに自分で描いた絵を提供していますが、その絵のような曲です。
⑫ 勇ましいHRリフとキーボードがいかにも彼ら流のHRナンバー。
サビ前の展開なんて「いかにも」なんですが、3音ずつ下がるメロディの工夫により「またかよ」という気がしません。そして1stや2ndとの違いである分厚いコーラスも効いてます。
⑬ 日本盤のみのボートラですが、この曲が1番!という人もいるほどの名曲! バグパイプにも通じる暖かい音が鳴るイントロ。夜明けの静けさのようなAメロ、だんだん太陽が昇っていき、まぶしさすら感じるBメロ、分厚いコーラスとハイトーンまでばがんばるサビ。出だしがトミーにしては低いトーンから始まるので、音域も広く使う曲調です。
キーを替えるギターソロパートも、この曲の場合ははまってます。
⑭ 水戸黄門的リズム?に、バグパイプ、女性ヴォーカルみたいなシンセが入るフォーク的で壮大な曲。中間部のブルガリア人みたいな声は女性ヴォーカルではなくシンセだとインタビューで読んでビックリ。ギターが入ってませんがそんなのは気にならない。せせらぎの音で終わるというのも癒されます!
全曲どれを取ってもすばらしい!
「すばらしい」ばっかりだけど、しょうがないもんね。いつ聴いても鳥肌立つし!
一部のメンバーが、これを気に入ってないというのがナゾ。。
あと、みんな言ってるけどジャケットが残念!
でもメタル初心者にも胸張ってオススメできるぞぉ☆
あたしは「100点」つけられます!
*関連のほか記事・・・
「ウリ・ロート」→http://blogs.yahoo.co.jp/fltsts/39664850.html
「SOUL DOCTOR 「SOUL DOCTOR」(2001)↓↓」→http://blogs.yahoo.co.jp/fltsts/37610713.html
「DREAMTIDE 「HERE COMES THE FLOOD」 (2001)」→http://blogs.yahoo.co.jp/fltsts/41933229.html