何を思うか…
新年、開けましたね。
昨年は結局大晦日まで仕事をさせてもらいました。
今年のスタートもプライベートのイベントが重なるなかで、かなりのボリュームのある物件が待ち構えているために今の物件を少しでも終わらせておきたかったからです。
休むことも大切。
とは分かっているつもりでも、実際にやってることは身体の負担になっている仕事のやり方かもしれませんね。
これは相当意識していないと蔑ろにされてしまう行動パターンでしょうね。
気を付けなければ…
そのツケでしょうか?
案の定、元旦からのスロースタート。
朝、一度起きてから、妻に「今からまだ寝るから食事は昼頃にしたい…」
などと、贅沢な事を言い残し、ベッドに潜る。
身体の疲れが取れていないだけで、ぐっすり眠れるわけでもなく、何度も夢を見る。
何度も観る夢の中で…
『仕事をしてました』
夢なので支離滅裂な展開ではあるけれど、ロケーションはいつもの作業場所。
ここで気になることがありまして。
正月の二度寝は
『初夢か?』
まっ、どうでも良いことですが…
『富士』🗻も『鷹』🦅も『茄子』🍆も登場しませんでしたね。
仕事は好きだけど、もっとさぁ…
晴れやかなシチュエーションは考えられなかったのか?と…
この夢の監督も主演も私自身ですから仕方ないけれど、今年もこのパターンで日々を過ごすのかなと…
微妙なスタートとなりました。
そして、とにかく動きたくないので、買ったまま積んでいた本を取り出し読んでました。
新しく始めた勉強のために。
すると滅多に観ないTVから地震の報道が。
天災なんて、時を選ぶわけではないのは百も承知なのですが、
「何で元日からよ!」
と思わずにいられませんでした。
皆さんそれぞれに大変な一年を過ごし、また新たな気持ちで迎えたであろう新年早々の大惨事。
心が傷みました。
とにかく少しでも被害が少なくあってほしいと願いながらも、どこかしら
『対岸の火事』
と思う部分が自分の中に1ミリでも在りはしないかと。
そう思うのです。
私はいつも自分の事を俯瞰して観ることに努めています。
幽体離脱ではないけれど、天井から自分自身を見下ろして見る感じ。
「あぁ、今イラついてるんだな」
「悲しいんだな」
「傷ついたんだな」
って、一歩下がって観てみるんです。
自分の事を。
そうやって冷静に自分の感情と向き合う事ができるように少しずつなってきました。
感情に突き動かされて、苦しむような思いがかなり軽減されるからです。
でも、今回のような事態が起きたときも、素直に自分の感情で表現できない。
「大変な事になったなぁ」
と思っていても、同時にもう一人の私が、
「大変だって言うのは誰だって言えるし思うだろうけど、本当の大変さは知らないだろ、路頭に迷うような経験したこともない奴に…」
って話しかけるんです。私に。
「実際はどう思ってる?」
私も福岡での地震の体験があります。
ビルの6、7階の教室で建築の勉強をしていた時、左右に大きく動く机にしがみついているのが精一杯の場面にも遭遇はしました。
もう二度とあんな怖い思いはしたくありません。
なので、
「ここで起きなくて良かった」
って思ってないか?って…
もう一人の自分が言うんです。
こんなことをつい考えてしまうんです。面倒な奴です。
誰だって少しは思ったりするはずです。(私だけとは思いたくない)
海外で飛行機事故とかテロとかがあって邦人に犠牲者がいないと報道されれば、現地に家族など身近な人達が行っている人ならば現地の人達が大勢犠牲になっていても
「良かった」って思いはしないかと…
先の見えない事をダラダラと書いてしまいましたね。
現地の方の大変な思いに寄り添いながらも、とにかく今、何事も無かった私達家族のことをホッとした思いで見ている自分がいたということ。
現実です。
情けないですね。
殆どの方は、この投稿を読まれて腹立たしく思われたことと思います。
気を悪くされたなら本当に申し訳ありません。
結局、自分の事が大切なんです。
まだまだ未熟者です。
嫌われることを覚悟の上で書いてみました。
じっくりと自分自身と向き合いました。
厳しい寒さの中、想像もできない程の惨事に見舞われた方々の事を思いながら、一刻も早く状況が良い方向に向かいますように。
少しでも被害が少なくありますように。
心から願っています。
今の私が思うことは…
それだけです。
それではまた。
mitsu