充実した週末でした。


本当に中身の濃い2日間でした。
認定までのコースが終わってもまだまだ学ぶことが沢山あります。


定期的にスキルアップをしていくためにこれからも定期的な東京出張は続いていくことでしょう。


以前も記事にしましたが、学んだことを少しでも多くの方に届けていけたらどんなに素晴らしいことだろうと思います。
いつも能天気なブログを書いておりますが、ここだけは真面目にお伝えしておきます。
(いや、いつも真面目なんだけどね…)






(何度も書いてると思いますが…)
父親の亡くなる前の出来事。
病と闘いながら、徐々に身体も不自由になっていきました。
生きる希望も失せているようでした。
亡くなる前の症状は本人でないとわかりませんが、相当の辛さだったことでしょう。
辛さのなか書き綴ったノートも見ました。
文字の相当な乱れから、身体の痛みと死への恐怖など短い文章からでも伝わってきました。

そうして苦しみ続けながらも、
「何もしたいと思わない」
「何を食べたいとも思わない」
「どこにも行きたいと思わない」
私達が帰省する度に言ってました。
とても頑固な父親でしたが、家族への遠慮も相当頑固でした。


そして、とある日。
私の住む福岡にもう一度行きたいと言ってくれました。
小汚ないけどとても美味しいチャンポン屋さんにも連れて行けると私達も喜んでました。
(昔、九州に住んで居たときに食べたチャンポンが美味しかったと言ってましたから。)



何年もかかって、やっとしたいことを言ってくれました。とっても些細な望みですが。


私達夫婦もとても楽しみにして帰宅しました。

「やっと言ってくれたね」



その2日後、帰らぬ人となりました。
最期の日がわかっていたのでしょうか…
最後まで家族に遠慮したまま逝ってしまいました。


言葉少ない父親でしたが、

自分の利益より他人の利益。
やりたいことがあるなら、やれるうちに


父親が残してくれたメッセージだと思っています。





「散歩に行けば少し熱が出るから行かないようにした。」と話してくれたり、
「じっと寝て居るのが楽だから」と炬燵に入って動かない。
それなのに、行き帰りのタクシー代が負担と言いながら頻繁に病院通い。
そして、ご丁寧にも『どんどん悪くなってますよ~』って数値の書いた検査表を貰って帰ってくる。
それをファイルして私達に見せてくれる。
それだけで満腹になるだろうと思うくらいの薬漬け。
「この病気は絶対に治らないんだから」と本人が寝てる横で熱く語る母親。etc.etc.…



何も知らなかった時でも相当の違和感のある生活。
身体や心の勉強をしていくと、それはもうとんでもないことばかり。


おうち整体に通う多くの受講生さんが言われます。

「もっと早く受講していれば良かった」と…

私も同感ですが、時間は戻りません。


父親には間に合いませんでしたが、今からでも多くの同じような方達のお手伝いはできるのではないか?
そして、何より

やれるうちに。


家の用事もあります。
景気も下降線と言いながらも、減らない住宅の着工件数のお陰で忙しい毎日。(ありがたいことですが)
そして、少しでも多く稼ぎたいと遅くまでヘロヘロになるまで働いてみたり。
今現在もそんな自分の都合を最優先している現状があります。(情けないですね)

今、機上で書いていますが…
この飛行機。墜落するかもしれません。
その時、

悔いは残らないでしょうか?


残るのでしょうね…



大変長くなってしまいました。スミマセン。
色々と書きましたが、悔いの無いように生きること。
今は亡き父親にできる『親孝行』ではなかろうかと…




そんなことをじっくりと考えさせられる充実した今回の出張でした。


のんびりペースではありますが、着々と進んでおります。
こんなに熱く語る
『おうち整体』
準備が整いましたら是非体験されてみて下さい。
そして、今度は皆さんが学ばれて家族にしてあげれば良いなって思います。

もうしばらくお時間を下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。


ではまた!

mitsu

P.S

あっ、無事に着陸しましたよ。奇跡です‼️チュー

地下鉄降りてからのロビー。
昨日は

「ココ何処やねん?」

と、関西弁の浦島太郎の心境になった空港の新しい玄関口。
随分と様変わりしました。

この世で変わらないものはないそうです。
自分だけそのままということもあり得ません。

「あんた誰やねん?」

って関西弁でつっこまれるほど変われたら楽しいね🎵


んじゃね。