前回、自分がタイに来た履歴を書き出してみましたが、アメリカで苦労してる時代・・・ 確かに「何で俺だけが?」と思わなかったと言えば嘘になりますが、それこそ自分が好きで選んだ道。
今で言う 「自己責任」 と思ってました。 ただアメリカ人ってやつは宗教のせいもあってやたらと人に施しをしたがる人種で、その事事態は何の問題も無いのですがただ、半分犯罪者のような輩に言われた時には自分の責任さえ負えないのに・・・と思ってました。
自分が正規に働き出して生活が安定しだした時、だした結論は 「自分自身の面倒をみれない奴が他の面倒を見るなんて言語道断」 でした。
実は最初に居たカリフォルニア州のハイデザートに家を持ってました。日本から持ってきたお金を頭金としてローン組んで買った家でした。 それがオハイオに移住する事になったんで取り急ぎ人に貸す事に。 ところが貸した相手が更に又貸しして住んでいたのは生活保護を受けてる子持ちのおばさん。 しかも庭に馬を飼ってました。 馬ですよ馬!しかも生活保護受給者。
さすがにブチ切れて処分決定した次第です。
ちょっと話がそれましたが1997年1月に来タイ。 当時バンコクの借事務所で窓も無い小さな部屋。ここで自分の新生活がスタートしました。ちょうどその頃、伊織が生まれ、同年5月にタイへ連れてきました。 本社の中途採用となった事例は当時50年だった会社の最初の事例でありある意味、自分の努力が認められたと誇りに思ってました。給料もタイバーツ支給なんて訳のわからん通過でしたが円換算するとそこそこ有ってアメリカ時代より多いんで良しとしてました。
更に厚生年金なるものや海外医療保険など、家庭持ちが最も必要としているものが解決!
それから数年、仕事は順調。2年後に現地法人を起し7年後には遂に日本からもう一人駐在を呼ぶ事になりました。 彼の名前はS君としときます。 中々良い若者で性格はいたって温厚。
しかししばらくして問題発生。 S君の給料が日本の時の手取りより下がったと云うものです。
タイで駐在員として各社を回り情報も取り報告してほとんどの日系企業の状況を把握してた自分にとって理解不能。 しかもその原因が自分に有ったんです。 当然Sくんは自分の部下となるんですが彼の日本での給料に海外手当てをつけると上司である自分の給料より多くなってしまうって事でした。(ちなみにS君は独身)
会社側にすれば自分が元々アメリカの現地採用組みだったんで安くいいように使ってただけ でした。 その後、数年かけて自分の給料も上がり普通の駐在員生活をおくっておりました。
元々正規雇用と派遣社員との違いなんて全く知らず、贅沢は言いたくありませんがタイで分ったのは我々はこの地でしょせん外国人で有り、会社を運営させてもらっているんだとの事。 その為には会社が送り込む人間の保証を出来ない企業はその資格が無いって事!
タイだから生活安く済むんだろ!とかの理由で言われた日にはそれこそ今で言う パワハラでした。 カミサンも日本人の自分の子供・・・当然日本人です。タイの法律上外国人は現地学校へは入れなく入学できるのは日本人学校かインターのみ。 その費用たるや日本人学校でさえ私学なんで寄付金や授業料、日本の数倍かかります。
食べ物だってタイの屋台で毎日買って食ってろってのか! そりゃあタイ人と同じ生活でしたら安く済みますが所詮外国人。法律的制限もあります。
こうして会社の問題を多々抱えるものの一応、安定した現地法人責任者の地位でタイ生活を送ってくること、11年。 遂にその転機がやってきました。
つづく