さて、昨日さんざん何を着ていくか迷ったパーティとは?!
ファンドレイジング パーティでした。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、
アメリカでは色々なところでしょっちゅう開催されているパーティです。
このパーティ、日本語で言うと募金集めのパーティのことなのですが、
ちょっとその日本語から受けるイメージと違うんです。
募金集めというと、日本では駅前や繁華街で「赤い羽根募金に協力おねがしま~す」
というイメージでしょうか?
でも、アメリカでは非営利団体が大小にかかわらず、パーティやイベントを企画して
資金調達に励みます。 それを行う人をファンドレイザーと呼びますが、
これも立派な職業です。 マーケティング能力、ネットワーク力、などパーティが成功するかどうかが
この人たちにかかっているわけですから、とても責任ある仕事です。
では、昨日のイベントの様子を紹介しましょう!
このイベントは私が住む市のアート&カルチャーセンターという非営利団体が主催したものです。
不景気になると公共の予算も当然減りますが、こういうときアートなどの予算は一番の削減対象になってしまいますので、運営を継続するのはこの時期とっても大変なんでしょうね。
なんで孔雀?! いまいちテーマがわからない飾りつけですが。。。。。。
これはメインの会場に入る前に皆さんがお酒飲んだり、オードブル食べたりしてる空間。
とってもにぎわってました。
料理はこんな感じ。
1枚目の巨大ミートボールを片手にもって、もういっこの手でカクテルもって
人ごみの中を歩くのはなかなか大変でしたわ。
そして、このイベントで面白かったのはこれ
この方たち、いつもは市の予算編成なんかを議論される
市のコミッショナーさんたちなんです。 ようは普段はえらい人たちです。
どうりでエプロン姿が似合わないはずです。ヽ(;´ω`)ノ
この日はウェイター、ウェイトレスさんとして
お客さんをもてなす係りです。
なんだか粋なアイデアですね。
そしてこの方もエプロン姿で会場をあちこち歩きまわってました。
ジャ~ン
市長のBOBERさんです。 とっても若い市長さんですね。
他には
ミス・○○さんたちもいました。
この人たちはただ単に笑顔で手をふるだけが仕事じゃないんですね~。
こういうボランティア活動もミスに選ばれた人の大切な役目です。
募金というと、なんだか可愛そうな人へのお恵み的なイメージをもつ人がいるかもしれませんが、
「隣人を助ける。」というもっともっと身近なもので、たいそうなものでは決してないんですね。
楽しくお酒を飲んで美味しく食事を頂いたこのイベントの参加費は85ドルでした。
食費などの経費を引いたお金がアート&カルチャーセンターに寄付されます。
絵を描いたりするのが得意ではない私にとっては
美術の時間はとても苦痛でしたが、アートに触れることは特に子供たちの教育のなかでは大切なものだと思っています。
私はこの参加費以外には何も寄付はしませんでしたが、
この少しのお金でも、新しい絵の具を買って子供たちがもっと沢山の絵をかけるのかな?
なんて想像すると嬉しくなりました。
ファンドレイジング大国のアメリカですが、その中でも
アメリカ中が感動して話題になったファンドレイジングがあります。
それは「アレックスのレモネード屋さん」というものです。
この話を知った時、「アメリカってやっぱりすごい国だな。」と衝撃をうけました。
いずれこの話をブログで紹介したいと思いますが、
まちきれない人はどうぞインターネットで調べてみてください。
では、皆さん楽しい週末をお過ごしくださいませ。