いま、長男の学校は『読書週間』で
1週間に1冊、本を読んで
感想文を書かなくてはいけない。
支援級の子は、感想文は3行でいいとのこと。
夏休みや冬休みの宿題に必ずある
『読書感想文』は、
支援級の宿題にはないので
長男は、はじめて感想文を書くことになった。
長男は「いそげ!救急車」という本を借りてきた。
休む暇もなく、病気や怪我の人を助けに行く救急車の話。
長男の感想
『救急車がいた』
うわぁ❤️斬新な感想文。
私「救急車がけが人を病院に運んで、消防署に戻ってきて、またすぐに出動したね。どう思った?」
長男「消防署に消防車がいた」
その通り。
長男「また病気の人のところに行った」
私「そうだね。どう思った?」
長男「また病院に運んだ」
感想を聞き出したいんだけど、延々とあらすじを言ってくる長男。
私は、紙に
①大変そうだった
②おもしろかった
③悲しかった
④楽しかった
と書いて、①から④なら、どんな感想?と聞くと
長男「悲しかった」
え!なんで?
うーん。まぁ本を読んだ感想は人それぞれ。
悲しかったという感想でもいいのか。
いや、悲しいかな?うーん。
私「救急車、忙しくて大変だったよね」
長男「そうだね」
私「じゃあ大変そうだったとか書いてもいいかもね」
長男「うん!」
後日、確認すると、長男の感想文は『救急車がいた』だった。
私の苦労は一体何だったのだろう。