運動会が近づくと
年中さんの時の悪夢が蘇る。
何度も何度も練習したけれど
「よーいどん」で走れなかった長男。
他のみんながゴールして
先生やお友達が手招きしてくれて
歩いてゴールした。
ありがたいはずのみんなの拍手が、恥ずかしくて、嫌で嫌でたまらなかった。
「あの子、なんで走らないの?」
「なんか障害があるんじゃない?」
「加配がついてる子だよね」
近くにいた人の会話が聞こえて、必死に涙を堪えた。
支援級に入って2年目。
去年に引き続き、ダントツのビリだったけど、
よーいどんで走れた長男🎉
もう、それだけで大満足だ。祝杯だ🍺
体育の授業のたびに、ヨーイドンの練習をしていたらしい。ありがたい。
ダンスでは、隊形移動のたびに、場所がわからなくなり、迷子になっていたけれど
近くに待機していた担任の先生が、サッと手を引いて連れて行ってくれた。
ぎこちないダンスだったけど、悪目立ちせずに終われた。
普通級の中に紛れ込めるか心配していたけれど
大丈夫だった。よかった。
幼稚園の時のような公開処刑は、もう無くなったんだ。
穏やかな気持ちで観ることができた。
また一つ、支援級を選んでよかったと思ったことが増えた。
ちなみにダンスは3曲。
キツネダンスとジャニーズの曲(SnowManかSixTONES)とKing Gnuの曲だった。
最近の小学生のダンスって、流行りの曲で踊るのね。なういね(死語)
ソーラン節とか踊ってた昭和生まれの私には、斬新だった。