特別支援級の体験授業に行ってきた。
夫も休みを取り、一緒に行った。
8時前に小学校に到着。
8時に開門するらしく、児童の列ができていた。
一緒に並んでいると、
「体験の方ですよね。どうぞ」
と、通された。
支援級の資料をいただき、先生と一緒にバスを待つ。
赤いバスが時間通りに現れた。
「ママ!かっこいいよ!バス!」
長男は、一目で気に入ったようだ。
良かったね。4月から毎日乗れるよ!
バスからは1〜3年生と、体の不自由な生徒が降りてきた。
4年生からは、どんなに遠くても、徒歩で登校しなければならない。
小学校まで、私の足で25分かかるから、
長男だと30〜35分かかるかな。
途中の消防署の前とか、スムーズに歩けるだろうか。
うっとりと消防車を眺めて、遅刻するかもしれないな。
1年生の教室に行くと、長男の席が用意されていた。
早速、体操着に着替えるよう言われ、着替え始めた。
なかなか着替えない子、先生に着替えを手伝ってもらう子、さっさと着替えて丁寧に洋服を畳む子、、、様々だ。
着替えが終わると、運動場に出て並んだ。
長男は、興奮しているのか、緊張しているのか、並ぶ所を教えられてもウロウロしていた。
準備運動をして、マラソンが始まった。
1年生は、校庭2周。2年生は3周した。
長男は、1周目に全速力で走ったので、2周目で力尽きて、歩いていたけれど、完走できた。
教室に戻り、着替え。
長男は、さっさと着替えて、学級文庫の絵本を読んでいた。
担任の先生に、着替えを介助してもらっている子を見て、夫が
「うちの子、支援級じゃなくても大丈夫じゃないか?着替え1人でできたし」
いやいやいや、まだ猫かぶってるだけだよ。黙って見てな。
全員着替え終わると、朝の会が始まった。
日直が前に出て、出席をとる。
長男の名前も呼んでくれた。
全員で、日にち、天気、時間割、給食のメニューを言う。
そして、長男への質問タイムが始まった。
『好きな乗り物は何ですか?』
『レゴは好きですか?』
『好きな果物は何ですか?』
『好きな動物は何ですか?』
たくさん質問してくれた。
ボソボソと答える長男。
ここで、1時間目が終了。
5分の休み時間。
トイレを体験させたいな。
こだわりの強い長男。
平気で1人で入れるトイレと
絶対に入れないトイレがある。
(オバケでも見えてるの??)
支援級のトイレはどうだろう、、、
入れた!よかった!
様子を見たかったけれど、男子トイレなので、
夫に見てきてもらった。
「ちゃんとできてたよ」
1番心配していた問題がクリア。
これだけで、体験授業にきた甲斐があった。
2時間目に続く