パリ植物園 | エコールドブッケフランセ  東京自由が丘・銀座

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フランススタイルをもっと好きになっていただくブログです。
フラワーアレンジメントのデザインやお教室のこと、フランスで活躍中のフラワーデザイナーのことなどをご紹介します。




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DAFA2(フランス・フラワーアレンジメント技能試験)のため
生徒さんとパリに来ています。

DAFA2はボタニックの試験があり、植物学名、植物の特徴、
フラワーアレンジメントとしてどの部分を使うかという試験になります。

パリに到着した翌日、パリ市内にある植物園に
生徒さんと一緒にいきました。

植物園ですが、公園のようで、たくさんの方が散歩されたり、
学校の体育授業でしょうか、たくさんの学生もいました。

とてものどかで、憩の場所です。






この広大な土地に、たくさんの植物があり、また、寄せ植え、
たくさんの種類のバラの木が育っています。

皆さん疲れているのに、実際の植物をみて、テンションが上がります。
2時間以上があっという間に過ぎてしまいました。











この植物は、Taxus baccata
(タックスバカタ) ヨーロッパイチイ(日本名)
赤い実がついていますが、今回、葉のみ出題されたそうです。

試験では、フランス人の審査員が、何人かの生徒さんに、どこの生徒さんと聞かれ、
さすが若山ね。と言っていくれたそうです。
また、よくできているので、どうやって学んだのと聞かれたそうです。

実は私は読み方をお教えしただけで、各生徒さんが一生懸命勉強された結果なのです。
ただただ、私は恐縮してしまいましたが・・・。

植物学の試験はとても大事だなと感じます。

ただ、植物名を覚えるだけではなく、
実際の植物をみて、特徴を知り、知識を得ることは、
お花を携わる人にとっては、必要なことなんだと実感します。