邦題:食人族 4Kリマスター無修正完全版
60点。
 
「怖がってこれを観ないのは、一寸、勿体無い気もするね。…気のせいかな。」
 
モキュメンタリーの始祖。だけど、黒子的カメラマンの存在を感じるぞ。現地の方々も、変な棒で肉体を撫でるだけ。切ってる感無いなー。今となっては、お遊戯だね。
 
そこは良いとして、小動物の(おっきい亀とか)解体映像は本物で、そっちが無理な人も居るんだって。食料なのに。やたら男女の裸が出て来るけど、ドキュメンタリーチックで不思議と気にならなかったのに、4K無修正版で見たくないものがばっちり。修正って、優しさだって私、思った…。
 
グリーン・インフェルノ」はタイトル通り、当映画をモチーフにしています。
 
 
~あらすじ~
アメリカ人ドキュメンタリー撮影隊が「グリーン・インフェルノ」と呼ばれる南米のアマゾン奥地を探索中に消息を絶った。現地に向かった救助隊はジャングルで食人族の村にたどりつき、白骨化した遺体を発見。持ち帰った撮影済みフィルムを現像して上映すると…。
(※U-NEXTより抜粋)
 
 
以下、ネタバレ。って言うか、感想。
 
 
□前半は、部族との接触にモンロー教授は辛くも成功し、フイルムを持ち帰るお話。
 
 
あの手この手で…
 
 
まーなんか、清濁併せ呑んで、いろいろ頑張ったのであった。
 
 
 
□当映画の肝は帰って来たフイルムの映像だ。みんなで観ようよ!的な。
 
 
流石にこれ、テレビで流せん…。良識ある人たちの判断により、フイルムは焼き払われたはずが、映像技師によって流出し、罰せられたものの、それ以上に利益を得るといったテロップが流れる。このような不謹慎な映像に刺激に飢える視聴者たちに一石を投じるんだってさ。ふーん。
 
 
□で?
昔の映画だから、この論調は実に正しい。でも、現代はポリコレが台頭してる。これの何が問題って、左に振れた針は同じくらい、右に振れるのは世の摂理なんだから。映画は表現だから、視聴者が分別のある大人であれば、ご自由に観て良いのだよ。
 
 

と言うわけで、へんたい映画視聴士(甲・乙・丙)な資格を作ろう!

 
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