邦題:ディセント 原訳:降下

55点。

 

私、どちらかと言えばインドア派、こんなにアグレッシブでも無いし、洞窟探検とか絶対に一生経験することないなって思いながら見ていたホラー映画。

 

 

~あらすじ~

アパラチア山脈奥地の地下洞窟へ冒険旅行に訪れた女性6人の仲良しグループ。

しかし、落盤によって出口がふさがれ、迷宮のような洞窟に閉じ込められてしまう。

不安と疲労にさいなまれながら出口を求めて暗闇の中をさまよう彼女たちを待ち受けていたのは、想像を絶する恐怖だった……。

(※映画ドットコムより抜粋)

 

 

登場人物が全員女性、6人グループのネチネチした感じに加えて、閉所で真っ暗な洞窟内という高ストレスな設定なので、ドロドロ展開に勝手にドキワクしてたけど…。

 

…何だ、あれは?

 

 

以下、ネタバレ。って言うか、感想。

 

 

暗い洞窟内ですが、見易さには充分に配慮していて好感が持てます。そこにお住いの地底人さんたちの貴重なお食事にされちゃうのが、直接的な恐怖の対象なんですが、テレビに映り込みたい、わんぱく少年みたいに

「何?何?テレビ?いぇーい!」みたいな感じの登場って、笑かせに来てる?

 

グロ描写は控えめだけど、血の海に沈むところはなかなか。でも、これって、定番と言えば定番なんですけど、極限状態にある人間の愚かさの恐怖と言うか、うーん。

仮に、ここに男性が入っていたら、多少は違う様な気もするんだけど。地底人の登場に蜘蛛の子を散らす様に逃げてしまったことで、どうしようも無くなって行く。

 

 

さて、こんな危ない洞窟探検に連れ出したジュノが男性的立ち回りなんですが、友達を助けようと頑張った結果、良い結果になりません。主人公補正が入った覚醒サラと協力し合えば、もう少し、何とかなりそうなのに。

 

・サラは夫と娘を失った不幸な事故から、立ち直れてなんかいない。

・冒頭の病院にて、何でジュノがボロ泣きしてすぐに帰ってしまったのか。

・喋るのもしんどい、ベスが遺したものが、ジュノのペンダントと

「ジュノを信用するな」の言葉。解らないでも無いけど…。

 

とかが掛かる感じ。やっぱり、こうなっちゃうか…ってのが感想になる…。

 

 

監督、過去に女性から酷いことでもされたトラウマとかあるんですか?

 
サムネイル