邦題:マギー

37点。

 

娘がゾンビ化。父は「ターミネーター」シュワちゃん。観終わった感想は

「何か、思ったんと違う。」

 

マギーの最期にその動きをさせたいが為に、後から設定を肉付けして行ったプロットっぽくて。私が観たかったのはこういうんじゃ無いのです。それならいっそのこと、ゾンビの設定じゃ無かった方が、父娘を深く描ける様に思うのは、残念に過ぎる。

 

 

~あらすじ~

感染するとゾンビ化するウイルスが蔓延する近未来のアメリカ。ウイルスに感染したウェイドの娘・マギーは、当局によって特別病棟に収容されてしまった。

ウェイドは娘のマギーを捜し出し、家族の元へと連れて帰るが、ウイルスがもたらすマギーの変化は徐々に進行していった。徐々にゾンビへと変化し、苦しむマギーを前にただ見守ることしかできないウェイドだったがその決断の時は確実に迫っていた。

(※映画ドットコムより抜粋)

 

 

以下、ネタバレ。って言うか、感想。

 

 

ゾンビって言っても、劇中では片手で数えられるくらいしか出て来ず、シュワちゃんは終始、難しい顔して歩いてるだけで、暴れ倒したりなんかしない。当然に暴れないので、か弱い、最愛の娘をガチで守る描写が見たかっただけなのに、そういうんじゃないし。会話の中に出て来た物語の題名も聞いたこと無い(多分、オリジナルだ)し、これは、日本語訳の担当が悪いかも知れないけど、マーガレットを雛菊と訳しているのは致命的におかしい。デイジー(雛菊)とは違う花なんだけど。

 

マーガレットの花言葉は

「私を忘れないで」なのに、デイジーだと

「あなたと同じ気持ち」って、意味合いもおかしくなって来る。思春期の娘に父親の匂いをくんかくんかさせる描写が撮りたかったのだとしたら、その人、普通じゃないと思う。

 

 

私はくんかくんかして、良い匂いなら、男女問わず懐くよ。ワンワン!

 
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