50点。
最早、日本昔ばなしの世界なんだけど。1995年までテレビ放送されていた
"まんが日本昔ばなし" には、トラウマレベルに怖いお話もちょくちょくあって、当時の子供たちを泣かせていたようです。知らんけど。であるからして、当映画を見たんですけど…どんな気持ちで見たら良いか、ずっと迷子になっていました…。
大人なのにね。そんな、歴史ファンタジードラマ映画。
~あらすじ~
戦国の世、貧しい陶工・源十郎が若狭姫という女性と知り合い、生活をともにするようになる。だが美しい若狭姫の正体は死霊であった。それを知った源十郎は若狭姫を捨てて故郷に逃げるが、彼女の怨念は執拗に追いすがる......。
(※allcinemaより抜粋)
以下、ネタバレ。って言うか、感想。
「絶望した!!女子力皆無な私に絶望した!!」
「携帯電話の写真フォルダにスイーツが全く無い!」
私の心が汚れているから、古風な女性も真っ直ぐ見れないんです。あんな体たらくの旦那にひと目会いたくて、心を擦り減らしても生き長らえるとか、片や、死んだとて帰りを待ってるとか、ニホンノムカシって名前の別の惑星ですよね。
そもそも、これはホラーじゃないですよね。
「男は一旦の過ちで済もうが女は済まん」って脅した割に、彼自身には何にも不利益がありません。幽霊ですら大人しいってどうなのよ。千切って投げんかい!!
ただ、時空を超えたかのようなカメラワークに加えて、構図の捉え方は非常に美しく感動します。凄い。