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邦題:タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
76点。
 
おお…。何にも考えずに鑑賞することは、脳に良い影響を与えるかもしれない。
と勘違いしてしまいそうなブラック・コメディ、ホラー映画。
と言いつつ、知能指数が少し下がったかも。ま、いっか〜♪
 
 
以下、ネタバレ。って言うか、感想。
 
 
ふたつ。
 
ピーボディ賞を狙うカメラマンとリポーターの衝撃映像を最初に持って来て、当映画に殺人鬼の存在を匂わせておきながら、タッカーとデイルがそれとは違うことを早々にネタバレ。その意味で、あっと驚く仕掛けとまでは行けてないので、最後に持って来た方が続編に期待がふくらんで素直にずっと良い。ミステリじゃないんだし、ここに捻りは要らないはず。
 
B級ホラーはパリピな若者たちが犠牲になるのが定番なので、慣れている人ほど違和感が無いのも確かではあるけども、この、殺人鬼が存在しないのに犠牲者が増えていくアイディアが秀逸な分、キャラクターに肉付けしてもうひと手間、人間模様を絡めてくれたらと思います。だって、若者グループが8人もいてて、名前を覚えられるくらいキャラが立っているのってアリソンとチャドだけ。チャドと言いなりのその他の括りって、要するに、犠牲者の頭数でしか無いのが残念でした。
 
 
ただ、それを強引に押しのけちゃうレベルで、タッカーとデイル、アリソンのキャラクターが素敵でした。不謹慎だけどフィクション、笑い転げても良いと思います。
 
 

こんなの観てるの?って、みんな私に引かないで欲しいにゃあ。

 
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