30点。
原作のゲームのノベライズを基にした映画。服装が小説の挿絵と一緒でファンに配慮した拘りが読み取れます。
演者は総入れ替え、前作の「青鬼」とも繋がっておらず、どっちから観ても(観なくても)何も問題無いです。
プロットは前作よりも解りやすくなっていてシュンと杏奈は空気、おはガール平祐奈とともに育った私としてはちょっと残念でした。卓郎の異常性は鳴りを潜めてしまい反転して仮面ライダーとなり、総じて、おはひろしと卓郎のBL映画と化しています。
青鬼自体は前と変わらずぬるっと登場、ジャンプスケアは一切無し。実際のところCGクオリティが高くも無いのに何ならじわじわ、たあっぷり見せて来ます。
確かに「出番が少ない!」と書きましたが、プロット的にジャンプスケアを多用したとて、登場シーンを増やすべきであって1シーンを長く映せとは思わない。
ホラーとして観なければ何とか。