邦題:ファイナル・ジャッジメント

43点。

 

某映画の続き物と思って観るとこれじゃない感が凄いホラーミステリー。

殺人事件の目撃者が狙われるという目の付け所が良いなと思えるプロット。マスコミや世間も主人公のケイトリンを含む傍観者を一方的に断罪するし、これは極上の映画なのではと期待させといてからの。

 

 

以下、ネタバレ。って言うか…。

 

 

テンポ良く進みますので、眠くはなりませんでした。

細かい部分ですが、説教師の口元ピアスと大きめのイヤリング

主人公のケイトリン父娘の会話内容

ケイトリンのテーブルの上にお座り、煙草のポイ捨て等の品の無さが嫌でした。

 

ですが、ケイトリンがPTSDを発症するのも解るし、故に暴力を見て固まってしまうのも解ります。その際に、すぐに動けなかった自分を責めてしまうのも良く解ります。

信心深そうですし、根は良い子なんですね。

 

ホラー部分は妄想故のこじつけで終わらせてしまい、謎?は投げっぱなしに。

ミステリー部分は予想通りの結末でしたので、中途半端の感想となりました。

 

扱う題材が良くて、いくらでも尖らせそうなのに、そんな事が無くてレビューに困る映画です。