原題:Żelazny Most 訳:鉄橋

邦題:生き埋め

27点。

 

あの「戦場のピアニスト」を生んだポーランドのヒューマンドラマ。スリラーだと思ったのに。女性監督ならではの繊細な描写と、斬新なストーリー構成。但し、陰鬱。全体的に重く、暗いです。

暴力表現は一切ありません。ただ、浮気なので生々しいシーンがあります。

未成年閲覧禁止!って言うかみんな見ちゃダメ!

 

 

以下、ネタバレ。って言うか、文句。

 

 

映画を好む人でも、8割は寝落ちか、途中で見るのをやめさせて、

完走組の8割からは当分映画を見る活力を容赦無く奪って行く、そんな映画。

残り2割はもう、全力でこのテーマに乗っかるか、逆に穿った見方をして精神の安定を図るくらいしか…。

今回ばかりは邦題を全力で褒めたいと思います。だって、つまんなさそうって教えてくれるから。

 

■何がそんなにダメなの?

何も求めずに映画を見る人っていないよね。綺麗な感情でもそうで無くっても、何かしら感動が欲しくない?これはどの層にも受けが弱いと思うのよね。

つまらないのにおもしろいと言わされるような。

説得力が無いのに一方的に共感を求めて来るような。

そんなのは日常で充分でしょう?

 

■もうちょっと掻い摘んで説明してくれる?

こうだから、ああだから、だからそうなの!って言う会話があったとしてね、見方や感情が一方的なん。時系列なんか無視してさ。人間はいろんな考えがあるんだから、ある程度の背景を充分に説明してくれないと。81分も使ってんのに。

特に、映画は一方的で不特定多数に向けるものだから、独り善がりなのは基本は評価されないでしょ。究極まで行ったらまた違うけど。

 

■それって今の未怜さんにも当て嵌まりませんか?

私は良いんだよ!みんな好きで読んでくれてるんだから!黙って「そうだよね」って言いなさいよ!

 

■…そ、そうだよね。