邦題:キューブ

62点。

 

日本にソリッドシチュエーションスリラーと言うジャンル言葉を作った原点と言える映画。SAWシリーズが有名ですが、そうじゃないんですね。

残酷描写は最初のシーンが一番酷くて、以降、そのレベルは出て来ません。何で?

 

 

~あらすじ~

ある日突然立方体の連なる空間に閉じ込められた6人の男女。経歴も年齢もバラバラの彼らは、警察官のクエンティンを筆頭に出口を探し始める。だが部屋の中には恐ろしいトラップが仕掛けられており、極限状態に置かれた彼らの精神は次第に追い詰められていく。

(※Filmarks映画より抜粋)

 

 

以下、ネタバレ。って言うか、貴方ならどうする?

 

 

私が仮にCUBEに放り込まれたとしたらどうするか。登場人物の誰にも該当するタイプが居ないし。グループになれば何気無しに付いて行くんだけど、揉め始めたら状況を見て自主的に離れる事になるだろう。目立った活躍が無ければ、離れる時にいざこざも無さそうだ。

さて、算数は苦手だけど、いよいよ一人になったら死に物狂いになって計算するしかありません。これはおつむが足りない私の頭の中のお話です。

 

 

今迄の人生において一度も素数を数えた事が無く、又、これからも数える事が無いであろう人間なので、素数の認識自体が怪しいですが、レヴンが割り切れるだの言っていますので、割り切れない数なのだなと考えます。何となく、1と解が1になる数字に関しては除外するまでは普通の思考で辿り着きます。後1桁目が5,0の場合、計算が不要なのは感覚で理解しているものです。

調べたところ、

「1と自分自身でしか割り切れない2以上の自然数。」合っていますね。

ちなみに、日本の教育水準だと小学校5年生で習っているようです。マジか。

 

順調に行ってる間は雰囲気が悪くないので、何となく付いて行きます。その間、本人は必死で暗算しているので、一切喋らないと思います。

 

素数神話が崩れてしまい、徐々に雰囲気が険悪になります。とうとうクエンティンがワースを殴りますが、私も頑張って止めると思います。

ここで、レヴンが「デカルト座標」なる言葉を発しますが、私はデカルト?さんの事は存じ上げないので、3Dの座標で縦横奥行の四角い形を思い浮かべます。それにこの部屋がみっちり詰まっていると想像。レヴンの計算で現在の部屋が端から7番目であると聞き、脱出は現実的に不可能じゃないなと希望が湧きます。

調べたところ、

「平面上に二本の直交する座標軸を引き、それを刻んで数値を当てはめたもので、

二つの実数の組によって平面上の点の位置を表す方法」だそうです。あれれー?奥行はどこに行ったの?ですが、この言葉に大した意味は無かったようです。

 

さて、ここで最大のピンチが訪れます。世界的に見てアジア人女性は小柄ですので、私が一番軽いと考えられます。どうしましょう?ここまで何も役に立ってないので、余計に候補に上がってしまいます。ここで終わる可能性がありますが、きっと高尚な精神をお持ちのハロウェイで流れは変わらないでしょう。そして惨劇が。

 

逃げるならここだ!!

 

次は自分が犠牲になる可能性の恐怖と、クエンティンに対する不信感から、パーティを離脱します。その場から出来るだけ離れたいので、来た道を戻って行くでしょう。

途中の音を立てるとトラップ発動の部屋を命からがら潜り抜けますが、途中で部屋が移動している事、部屋の風景に特別差異が無い事を加味すると、どこかで完全に迷う事になります。

 

そして、為す術無くへたり込んだ私は、菅田将暉組に発見されて合流する事になるのです。(違う。)

 

 

素因数分解は中学一年生で習うようですが、覚えている訳ありません。

 
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