間違いだらけのビール選び 改訂版 | 出会いはフローテーション♪

間違いだらけのビール選び 改訂版


まずはノーマルビール部門
コンビニで350ml 217円。



言わずと知れたアサヒ大躍進の原動力となったビール。
他にビールがなかったら飲む程度。ちなみにここの生ビールおいしく注げます証を持ってますw

以前に職場のティムポと飲みに行きましたが、最初のPRONTOでプレミアムモルツ、次の王将でドライ、最後の居酒屋でもドライだったときは心底がっかり。

一部の飲食店で、氷点下まで冷やしたエクストラコールド を展開しておりこれは興味あり。
横山やすし師匠も「チンチンに冷やしたビール持って来い」が口癖でした。 


キリンラガー

昔は苦くて苦手だった。今はたまに飲むと結構うまい。
ただ、途中から生になってらしさを失った。


キリンクラシックラガー


生じゃないキリンラガー。トップカンパニーキリンは無駄に品種が多い。一昔前のトヨタ自動車のよう(スプリンターとかチェイサーとかクレスタとかもう無いでしょ?)。



ちなみにラガービールとは下面発酵のビールであり、日本のビールはすべてラガービールである。
ドイツでは麦100%でないとラガーとして認められず、日本でそれをクリアしてるのはヱビス・モルツ(プレミアム含む)・一番搾り・サッポロクラシック程度。

対義語=上面発酵はエールビール。


キリン一番搾り  

最近麦芽100%になったのはすばらしい。秋限定で出す「とれたてホップ 」はノーマルビールではベストバイ。

キリン秋味  

秋限定。去年飲んだときはアルコールの味が立っておいしくないと思ったが、今年はなかなか。
ただ一番搾りが麦芽100%になった今、麦芽当社比1.3倍というのがウリのこのビールの価値はなくなった。


サッポロ黒ラベル

たまに飲むと美味い。スタンダードの良さ。酒税の関係で無理なんだろうが、350ml 180円くらいで売れれば発泡酒に対抗できないかな。 もう減価償却進んでるでしょ?
でもやっぱヱビスやプレミアムモルツを飲んだ後は薄く感じる。


サッポロラガー

日本最古のビール、通称赤星。採算が取れるぎりぎりのラインで製造してたらしい。
ドライ全盛のころ、わかってる飲食店は「サッポロ・ラガーを生産中止するならアサヒに鞍替えする。」とサッポロを脅したそうだ。
今でこそ他にうまいビールはあるが、10年以上前に湯西川温泉の食堂でこのビールを飲んだときは幸せだったなあ。
サッポロクラシック

北海道限定といいながら時々本州でも発売。昔わざわざ北海道で1ケース買って、持ち帰ったことを思い出す。
たまに見つけると追加ってしまう。
麦芽100%なのが良し。全国展開してほしい。


サントリーモルツ

ヱビスしか麦芽100%の本物のビールが無かった時代に、普通の価格帯で出したのはすばらしい。
ただ、プレミアムモルツに比べて味に特徴が無い。






プレミアムビール部門

ノーマルビールより高い、350ml 217円超のビール。地ビールなど少量生産は除外。


サッポロ ヱビス

この業界の老舗。いまだに旨い。

色がすばらしい。ぜひグラスで。




緑色のヱビス。もっとホップホップしてもいいかな。あまり自分の生活圏内に売ってない。

ヱビス<ザ・ホップ>缶350ml 1ケース 24本セット エビスザホップ

¥5,460
楽天




白い缶のヱビス。重いはずの麦芽100%がのどごしがいい。好き。


350ml 290円ほどで売ってて目を疑った。苦いだけ。



これまた350ml 294円の物件。おいしいとは思うが値段ほどの価値なし。



「ビール園の開園当時に生まれた、ドイツ風の本格的な高濃度、高アルコールの淡色ビール、濃醇でたっぷりコクのある味わい。」

らしい。まったく特徴は無いし、コーンスターチも入ってる。いらない。



アサヒ ザ・マスター


同価格帯で他にうまいビールあり。買う必要なし。




万年4位のサントリーが3位に浮上したヒット商品。
好き嫌いはあれども「ああ、プレミアムモルツだ」とわかる後味は特注。
いいビールを出せば高くても売れると言う典型。

このビールが生ビールの店だとウヒョーっとなる。




発泡酒部門 麦芽25%未満に抑えたビール。 350ml 152円くらい。


キリン 淡麗  

発泡酒界のトップブランド。出た当初は悪くないと思ったが、新ジャンルでおいしいのが出てきてて、約10円高いこれを飲む理由が希薄。


キリン 円熟  


カローラにおけるスプリンターみたいなもん。いずれ姿を消す。



アサヒ 本生

淡麗と同じく、今は発泡酒よりおいしくてやすい酒がある。


サッポロ 生搾り

有りっちゃ有り。


サントリー マグナムドライ

プ



発泡酒ジャンルにベストバイ無し。もっと安い新ジャンルを飲むべし。




新ジャンル部門 麦芽以外の材料を使うタイプと、発泡酒に大麦スピリッツを足したものに分かれる。350ml 141円。


キリン のどごし生  

麦の代わりに大豆を使う。代用ビールの中では相当売れてるようだが、同じメーカーのにもっと美味しいの有るのに・・・ しょせん消費者なんてCMでどうにかなるね。


キリン ストロングセブン  

アルコール7%が売りだが、麦芽をふんだんに使えない発泡酒・新ジャンルはどうしてもアルコールの味が立ってしまう。


キリン コクの時間  

最近良く飲む。これが出てクリアアサヒを飲む頻度が減った。


キリン ホップの真実  

すでに終売。最初の一口で広がるホップの味が一瞬オッと思わせる。キリンはこれといい「一番搾り とれたてホップ」といい、技術を持ってんのになぜもっと使わないんだろう。同メーカーのコクの時間より上。


サッポロ 麦とホップ

田村正和にだまされた。

飲食店向けの雑誌で各ビール会社が今年の一押し商品を紹介していた。
アサヒがドライエクストラコールド。キリンは一番搾り。サントリーはプレミアムモルツ。
サッポロは・・・麦とホップw


サッポロ アイスラガー (期間限定)

これ良かったですよ。期間限定しないでもっと売れ。


サントリージョッキ生

とうもろこしタンパク使用。これは毒w 頭が痛くなる。所さんったら。


サントリー 金麦

発泡酒に小麦スピリッツを加える。なかなか。


アサヒ クリアアサヒ

発泡酒含む安ビール界のベストバイ。
薄いビールでは有るが、アルコール味が前面に出てないので違和感がない。


アサヒ 麦搾り

木梨憲武のCMでおなじみ。後発の割りに優位性無し。



まずいw なぜクリアアサヒよりまずい液体を後発で出せるのか。


以上、もちろん異論も受け付けます。



タイトルの元ネタ
間違いだらけのクルマ選び―全車種徹底批評 (2000年版)/徳大寺 有恒
¥1,470
Amazon.co.jp



ふろーすれ1