F1/エフワン
監督:ジョセフ・コシンスキー
感想
かつて僕は鈴鹿にも行くようなF1少年だった。サーキットへの道すがら、遥か遠くから聞こえてくるエキゾーストノートは忘れられない。だけど、色んなことがあって、いつしか僕はF1を見なくなった。
この映画は、かつて僕が見ていた頃のF1に参戦し、そして今の時代に再び戻ってきた男の話だ。アメリカ人ってことで、なんとなくマイケル・アンドレッティを連想したけれど、モデルは別の人らしい。
話自体は「フォードvsフェラーリ」とか「カーズ3」なんかのレースものを彷彿とさせるもの。フィジカル的なものの称揚。すごくオリジナルってわけじゃないけれど、分かりやすいものになっている。恋愛要素はちと余計かなと思ったけれど、まあ邪魔ってほどでもない。
なにより演出にスピード感がある。「トップガン マーヴェリック」の監督だけあって、どことなくトップガンのような音楽と映像。目まぐるしく揺動するカメラの荒々しさ。スピード、スピード。
2時間半あっという間だった。すごく余韻がある映画ってわけじゃないけれど、「面白い」ってだけならサイコーだ。
☆☆☆☆☆(5.0)
映画『F1®/エフワン』US版予告 |2025年6月27日(金)公開