グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(4.5) | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声

監督:リドリー・スコット

感想
 昨年の『ナポレオン』でちと(だいぶ)評価を下げた御大リドリー・スコット。短い期間にやたら大作を連発して粗製濫造の気配も感じる。前作は名作とはいえ、これもどんなもんかなと。

 まあ、史実はほぼ気にしていないのは前作を見ても分かる。だからその点はさして気にならなかった。闘技場に出てくる「猿」がファンタジーとかSF作品に出てくるクリーチャーみたいで、そういう態度で見る作品なんだろうなあと。

 物語は「運命」を感じさせるギリシャ悲劇的なもの(「秘密の暴露」のところでもっと劇的にしても良いなあとは思った)だけれど、そういう点も相まってなんか『スターウォーズ』を見ているような気分になるところがあった。ディズニーによってボロボロにされる前の『スターウォーズ』。

 この老人の作品には、かつての作品が備えていた野蛮さや力強さの残滓をまだかすかに嗅ぎ取ることができる。ラストも歴史の流れからすれば「嘘」だけれど、まあ今のアメリカの状況を考えればメッセージ的なものも伝わるかな。

☆☆☆☆★(4.5)



映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』海外版本予告 11月15日(金)劇場公開