ふれる。(2.5) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

ふれる。

監督:長井龍雪

感想
 やりたいことは分かるけど、それが面白いとは限らない。

「とらドラ」「あの花」「ここさけ」…懐かしのメンツ(長井・岡田・田中)が再び集結。でも、あの頃に感じた、胸に迫るエモーショナルな感覚はこの映画にはない。

 バーテンダーにミシュランに服飾デザイン学校、男三人の同棲…血が通っていないありきたりな設定。主演は元ジャニーズ。魅力のないキャラクター、周囲の人間はそれに輪をかけて不愉快な連中ばかりだ。

 苦い痛みを描くのは岡田麿里の十八番だけれど、思えば、青春のキラキラ感と非現実的な声優の声と垢抜けたキャラクターデザインでシュガーがまぶされていた。ここにはそのどれもがない。

 ただひたすら苦く不快な時間が続く。やってることだって、いわゆる「移行対象」の議論から一歩も抜け出していない。最後はこの3人お得意のエモーショナルな雰囲気を出しているけれど、こっちの気持ちがノレていなければそれも空回りだ。

 そうしてクレジットにはおなじみの川村元気プロデューサー。もうウンザリだなこの人には。

☆☆★(2.5)



映画『ふれる。』本予告 10月4日(金)公開