いつか誰かと歩いた道
整備された駅前、変わらない街並み、いつものマック。
毎年恒例だと思っていたヨーロッパ企画の本公演。
『九十九龍城』
オープニングから感じるのは、CGなど映像関連の出来の良さ。
透明感のあるスクリーンの映像とその背後にある現実の舞台が重なっていく。
どこか映画的な印象もあるのは、バディものの香港映画を参照しているからかな。
システム的には『Windows5000』だけれど、舞台装置はむしろ『来てけつかるべき新世界』。
上田さんらしいルールチェンジの作劇は『建てましにつぐ建てましポルカ』っぽい。
いつものヨーロッパ企画、バグだらけの世界。そしてほのかに感じるメッセージ性。
いつか誰かと帰った道。
鼻の辺りがツーンとする。