二ノ国
監督:百瀬義行
概要
レベルファイブのRPG「二ノ国」を映画化したアニメーション。現実世界と魔法世界を舞台に、二つの世界を行き来する少年たちが直面する究極の選択を描く。主人公の声を声優初挑戦の山崎賢人が務めるほか、宮野真守、津田健次郎、坂本真綾、山寺宏一、梶裕貴らが集結。レベルファイブの日野晃博が製作総指揮・原案・脚本、『平成狸合戦ぽんぽこ』などに携わった百瀬義行が監督、ゲームに引き続き久石譲が音楽を手掛ける。(シネマトゥデイより)
感想
「豪華声優陣」を売りにしたCMが嫌な予感をさせていた本作。肝心の声優陣の出来は…まあ、お察しというところで←
この作品の問題点はもっと別のところにある。この作品は、どうも納得しづらいことが多い。
前半はそれなりに面白い。夜のシーンもなかなか見せる。
ただ、それでも引っかかるところはあって。たとえば「なんであんなに城の警備が手薄なんだ…?」とか。
後半になるに連れ、そうした違和感はどんどん増幅していく。
とくに登場人物の感情の流れについていけない。「いま開示されている情報で、そういう感情の流れになるかな…?」
まるで、登場人物があらかじめストーリーの先を知っていて、それに応じて感情が動いているような。そんな違和感。
戦いのシーンもちょっとなあ…。
たとえば攻城戦。なんで最初っからあんな白兵戦になるの…? 弓兵はどこに行ったのよ。まるで地の利を活かしていない。
同じ打って出るにしても、槍隊で陣型組んで戦えば、もう少しまともな戦になるでしょうに…。
それに、戦いの最中にグダグダ語りすぎでリズム感がない。言いたいことはわかるけれど…。正直、つまらん。
ラストのオチはまあまあかなあ…どっかで見たような感じがするけれども。
☆☆☆(3.0)