パラレルワールド・ラブストーリー
監督・森義隆
概要
多くの著書が映像化されてきた作家・東野圭吾の原作を、玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演で描くミステリー。主人公と恋人が幸せな日々を送る世界と、恋人が主人公の親友と交際している世界が並行する物語を描き出す。二つの世界で翻弄(ほんろう)される青年を玉森が演じ、恋人に吉岡、親友に染谷がふんする。監督を務めるのは『宇宙兄弟』『聖の青春』などの森義隆。(シネマトゥデイより)
感想
冒頭、電車のシーンは「君の名は。」を連想させる。
「パラレルワールド」という言葉の響きも新海的な量子力学ものを感じさせるけれど、むしろ脳科学もの。いつも通りの東野作品。
現在、過去、パラレルワールドが交互に提示されるから、最初は把握にやや手間取る。ただ、映像のルールがはっきりしているから、慣れれば大丈夫。
物語の解決も、この手のものにありがちな曖昧で難解なものではなく、東野さんらしく(?)分かりやすく明快だ。
欲を言えば、入口と出口は揃えて(同じシチュエーションを繰り返して)欲しかったかな。
演出もキャストも及第点。薄味の標準作。悪くはない。
☆☆☆★(3.5)