播磨が辞めてしまった…
僕はあの子を割りと気に入っていた。子供っぽくてヤンチャで、そのくせ、実際に見ると驚くほど美少女で。
ステージでもなんだか目が行く存在で、この先どう変わっていくんだろうって楽しみにしていた。
それも今は夢…
折良くというか折悪しくというか、こんな時に限ってSRをしていたゆいりーの瞳から涙が溢れる。
一瞬、画面から外れて戻ると、その涙は既に引いていた。あれはきっと、あの子の強さと優しさ。
AKBにいれば、こういうことはいくらでも経験する。そのたびに心は鍛えられていく。そういう強さ。
それに、これは播磨にとって決して悲しいことではない筈だから、自分が泣いちゃいけないんだっていう優しさ。
一瞬見せた涙と、その後に見せた立て直し。そのコントラストが心に残っている。