ただ真面目にアイドルをしていただけなのに…
皆さんの笑顔が見たいだけなのに…
悲しい…
ここ数日、現代型アイドル(接触型アイドル)のあり方までをも問題視した論評が目立つ。ああいう会見をしてしまったのだから仕方ない…と思う一方で、モヤモヤする部分もある。
そうした論評をしている人間のなかには、たとえば、「シンガーソングライター」として活動していた女性が襲撃された小金井の事件に関して、事実確認もしないまま「アイドル」というジャンルの問題にしていたどこぞの心理学者もいる。つまり、アイドルというジャンルそのものを敵対視している人間が、もともと一定数いるんだ。
一方、事件の被害者であるまほほんがアイドルという職業に誇りを持っていることは明らかだ。だからこそ、苦しんできたんだから。事件から彼女が一貫して言っているのは、NGTがちゃんとしたグループになるようにって、真面目にアイドルしている子がちゃんと報われるようにって、仲間が安心してアイドル活動できるようにって、そういう想いでしょ?
盟友であり、事件後も行動をともにしていると思しき りったん(菅原りこ)の言葉を見ても、アイドルという職業に対する愛着がいまだ感じられる。AKSの対応に愛想が尽きているのは確かだとしても、アイドルというジャンルそのものを潰してしまおうとまでしているわけではないだろう。
事態がこうなってしまった原因がAKSにあるのは明らかだし、批判されて当然だと思う。改善の余地だってそりゃ山ほどあるだろう。けれど、アイドルというジャンルそのものを攻撃する連中のやっていることって、まほほんを利するどころか、むしろ板挟みにしているように見える。だって、アイドルという職業に誇りを持つまほほんに対して、これ以上事態を悪化させたくないというプレッシャーを逆方向からさらにかけてしまうことになるのだから。
彼らはまほほんのことを心配しているように見せて、その実、単に自分の言いたいことを言うために「利用」しているに過ぎない。結局、まほほんの憂いは置き去りにされたままだ。その点で、彼らのやっていることはAKSと何ら変わりない。
彼女の心中を推し量ることはもちろん出来ないのだけれどさ…これじゃあ、あまりに悲しくないか? 誰も彼女の心の叫びを聴いていない。
