特別なことは何もなく(チーム4公演参戦記) | 想像上のLand's berry

想像上のLand's berry

言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
「特別なことは何もなく」(チーム4公演参戦記)
 
 一週間ほど前から体調が優れない。ほぼ治りつつあるけれど、今はまだ7割くらいか…少なくともセキは出ない。大丈夫、よし秋葉へGo!
 
1.
 はじめてのチーム4公演。特別なことは何もなく、僕ははじめての立ち見席。誰にもいつかは訪れること。完調じゃないから心も広い。大丈夫。大丈ばない。あと一本早く来ていたら…逆にあと5分遅く来てたら…その時は運命も変わった?
 
 立ち見席はステージと同じ高さにある。この高さから見るメンバーは等身大だ。「アイドル修業中」では仰ぎ見るようだったなーみん(浅井七海)も、ここからだと少しだけ背の高い女の子。臆病で真面目で、それでも誰よりも輝こうとしている。そんな等身大の女の子が、僕の目には、他の誰より可愛く見える。
 
 ゆいりー(村山彩希)は、イメージよりも小さかった。それでも、そんな小さい身体にただならぬ雰囲気を漂わせていた。ステージ上のことは隅々まで把握している。そんな姿はどこか「ラバウル帰り」の戦闘機乗りを連想させた。いくたびも死線をくぐり抜けてきたエースパイロットの風格。
 
 なーみんとゆいりーが近くにいると、どっちを見ていいか迷ってしまう。なーみ…ゆいり…やっぱ、なーみん! 目が泳いでしまう。二人同時に推すというのは、やっぱり難しいものらしい。
 
2.
 立ち見最前は視界が開けている。「抜け感」が心地よい。けれど…端からだと「柱」に遮られてステージのセンターが見えない。大丈夫。大丈ばない。ユニットはほとんど見えない。これじゃあ、この公演が全体を通してどうだったかなんて評価するのは難しい。
 
 それでも少しだけ…
 
 「手をつなぎながら」は僕にも馴染みがある公演だ。チームEが長いことやっていた公演でもあるし、それ以前には峯岸チーム4もやっていた。峯岸チーム4は研究生時代からすでに「最強」と呼びうるような、そんな特別なチームだった。あの当時、ぼくはこんなことを書いている。
 
三銃士を筆頭に「釣り」に対してもまったく躊躇がない感じですし、まるで大戦期の戦闘機乗りのように、グループの中でお互いに切磋琢磨して「撃墜数」を競い合っているような雰囲気すらあります。ホントに末恐ろしいですよ、あの子たちは。
 
 それこそ、あの時代は「ラバウル」だった。若きエースパイロットたちの競演。それを支える最精鋭の13期。当時を知るゆいりーとしては、「あの栄光をもういちど」ということなのかも知れない。
 
 ただ、劇場で見た村山チーム4は…想像以上に「チームB感」が強かった。なぎちゃん(坂口渚沙)、さやや(川本紗矢)、みゆぽん(大森美優)、まちゃりん(馬嘉伶)、たつまきちゃん(達家真姫宝)などのチームB経験者…それにせりか(永野芹佳)辺りもなんかチームBっぽい。
 
 それはつまり、チームとして「可愛らしさ」が前面に出ているということ。みゆぽんやまちゃりんのほんわかした雰囲気…たつまきちゃんのフェミニンさ(いつのまに大人になったんだ!)、そして、なぎちゃんはなんだかめちゃくちゃ可愛かった。
 
 そうした「チームB感」に加えて、「チーム8感」もどことなくある。大量に参入してきたチーム8は持っている文化も違う。結成したばかりのこのチームは、そんなこんなで正直まだまだ一体感が薄い。まだみんなお互い手探りで、おっかなびっくりやっているような感じ。(みんなでBBQにでも行けば少しは一体感が出てくるのかな…)
 
 ただ、ぼくはさほど心配していない。
 
 こういうメンバー構成であることを認めた上で、そこからスタートすれば良いだけの話。今後は、今はまだダマとして残っている「チームB感」と「チーム8感」をどう一つに融合させていくか、そこにずっきー(山内瑞葵)やなーみんのような「村山チルドレン」がどうスパイスを加えていくかにかかっている。
 
 そこを乗り越えた時にはじめて、「村山チーム4」という独自の色ができるんだろう。
 
 「遠くにいても」で感極まったのか、花道を歩いてきた高橋彩香ちゃんの瞳に光る涙が印象に残った。
 
3.
 公演が終わると、お見送り前に「センチメンタルトレイン」のMV(フル)と「マジムリ学園」のCMが流れる。ちと長い。長過ぎる。SKE劇場だったらメンバーは数分も経ないうちに出てくるし、この前の「アイドル修業中」でも「マジムリ学園」のCMだけだった。これだけ長いと公演中はまったく気にならなかった体調も気になってくる。大丈夫。大丈ばない。
 
 正直あまりユーザーライクとは思えないな。どれだけいい気分で劇場を出たかが「満足度」に直結する。いくらパフォーマンスが良くても、そういうところで評価を落としてしまうのはもったいない。「生」が売りの劇場で、わざわざ映像を見せるのも意味が分からん。そういうのはこっちが好き勝手に見るさ。
 
 ようやく出てきたお見送りの時には、なーみんとゆいりーが隣同士。これはどうしたら…なんて、心配する必要はない。二人とも、きちんと一人一人に目を合わせて見送ってくれる。なーみんの真摯なまなざし、ゆいりーの暖かな微笑みが印象に残った。ゆいりーが髪を染める前に来られてよかった。なんとなく、そう思う。
 
 特別なことは何もなく。そんな普通の公演のひとつひとつが、AKBの歴史に刻まれていく。