「壁を越えて」
第二回の順位発表で、48メンバーの多くは脱落。なーみん(浅井七海)もまた番組を去った。ああ…orz
一方、このブログで散々取り上げてきたカンちゃん(カン・ヘウォン)が急浮上。25位から一気に3位…ワオ!
僕は…カンちゃんはむしろ48向きだと思っていた。だからこそ、「もしデビューできなかったら、留学生として48に連れてこよう」みたいなことを書いたわけで。でも結局、こうして上がってきた。日本でも韓国でも、根本的なところはそうは違わないんだなあ…って。
そう…根っこのところはそうは違わない。だって、同じ人間だもの。カンちゃんとさとみな(佐藤美波)の友情物語は心に響いた。狭い部屋の片隅で身を寄せ合って座り、片言のコミュニケーションで語り合う2人の画は、たとえようもなく美しかった。

思うんだ。48各グループや各メンバーのファン同士の…あるいは日韓の諸々のいざこざ…感情のもつれ。いろいろあるけれど、でも相手へのリスペクトが伴わなければ、ただ不毛な争いが繰り返されるだけだ。
本来、ライバルってのは、お互いを認め合い、ともに競い合うことでより高みを目指していくもの。実際、サッカーでは日韓はそうして競い合ってきたし、48の各グループも本来はそういうものであった筈だ。
「PRODUCE48」は、そうした本来の姿を思い出させてくれる。
カンちゃんはもちろん、ひょうきんなのにどこか影のあるチェ・イエナや、万能で明らかに特別な光を持っているアン・ユジン。最強のルックスと柔らかな身体を持つワン・イーレン。K-POPや韓国人/中国人候補生の良さも分かったような気がするし、また逆に韓国を鏡にして48メンバーの良さも再発見できた。
あの小さかった奈子(矢吹奈子)が、いつしかこんな大きな存在になっていたことが嬉しかった。「LOVE WHISPER」のパフォーマンスには涙がちょちょ切れた。さくら(宮脇咲良)のことはもともと認めているけれど、人を惹き付ける力があることに改めて気付かされた。あの孤独な背中は、紛れもなくセンターに立つ者のそれだった。ひぃちゃん(本田仁美)のステージ上での輝きにも目を見張るものがあった。
「日本代表」という大きな枠組みのなかで、48各グループの対立構造は解消されていた。ぼく自身、他グループの子や、これまで何らかの理由で興味を失っていた/持てなかった子にもシンパシーを感じることができた。各グループに魅力的な子がいることにあらためて気付かされた。
NMBさえぴい(村瀬紗英)のセクシーさに目を奪われたし、HKTびびあん(村川緋杏)のアクのあるキュートさも印象に残った。こじまこ(小嶋真子)はなんだかんだ言ってもやっぱり「アイドルの天才」だと思ったし、十夢(武藤十夢)のパフォーマンスは可愛かっこかわいかった。十夢、じつは結構好きかも知れん。
いまの48はどれだけ無茶ができるか、どれだけ目立てるかという「チキンレース」になっている側面がある。この番組は、そんな48に、「パフォーマンス」という当たり前の評価基準を持ち込んでくれた。それが本当に良かった。
参加メンバーは、「48を見捨てた」とか色々言われることもあるらしい。実際、そういう悩みも目にした。でも僕は、国の壁を越えて、48の壁を越えて、自らの壁を越えてここに挑戦したすべての48候補生に心からの拍手を送りたいと思う。
Applause!
・・・そして、物語はまだ続く。
P.S.
(ほぼ)毎回実況しているおめぐ(谷口めぐ)のおかげで、この番組の楽しさは1.5倍くらい(当社比)になった。だれよりも番組を楽しんでいるあの子の純粋さが、ぼくの心の目を開く手助けをしてくれた。