ドクター・ストレンジ(4.0) | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)

 
​ドクター・ストレンジ (2016)
DOCTOR STRANGE
 
監督:スコット・デリクソン
 
概要
 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチを主演に迎えたヒーローアクション。事故で両手が思うように動かせなくなった天才外科医の姿を描き出す。『スポットライト 世紀のスクープ』などのレイチェル・マクアダムス、『偽りなき者』などのマッツ・ミケルセン、『フィクサー』などのティルダ・スウィントンらが共演。たとえ敵であろうとも他者を傷つけることのできない外科医の行く末に注目。(シネマトゥデイより)
 
感想
 まず、予告編でも分かるように画面が「柔らかい」という印象。
 
 柔らかさにも色々あって、たとえば、ソフトフォーカスで作られた画面も「柔らかい」と感じられるけれど、ここでの柔らかさはそういうものじゃない。ビルだの道路だのって、現実世界では堅固な印象のあるものが、グニャグニャと曲がる。物質世界そのものが柔らかなものになったような、そんな魔術をCGが現実にする。
 
 そして、そこに加えられるのは、エッシャーだかマグリットだかってイマジネーション。それらの絵画に描かれたような非現実的な世界が、魔術によって…したがってCGによって現実化される。この映画の中では非現実と現実とが魔術(CG)によって結び付いている。
 
 ストーリー的には毎度おなじみの? 挫折したエリートが秘境の地で導師と出会って的な? バットマン? みたいな。それで悪の秘密結社と戦って、最後は大ボスと対決してケリをつけるみたいな? 何年前の話なのって。
 
 ただ、明らかに分かってやってるから、そこまで気にはならないかな…。ラストの対決なんて、「ああ…やっぱそういう展開になるのね…」ってところで、ほとんどギャグみたいな落とし方をしている。
 
 いかにもマーベルって感じの作りだけれど、カンバーバッチをはじめとしたキャスト陣の存在感と、こなれた演出によって飽きた感じはしない。まあ、アトラクション映画だわなあ…記憶には残らない。
 
☆☆☆☆(4.0)