まとまらない話(熊崎晴香)
くまは…選ばれませんでした。
同じ番組内で先に発表されたHKTとNMBでは、中間発表とほとんど変わらないメンバーが入っていたので、正直、覚悟してた部分はありますが、でもやっぱり悔しいですね…。
時間線を変えようと過去へと旅立った『Steins;Gate』の「バイト戦士」阿万音鈴羽みたいな心境…。「変えられなかった…」という想いが強いです。厳しいのは分かっていたけれど、でも変えられなかった。
正直、現有戦力で出来ることには限りがあって…だからもっと仲間が欲しいなって思います。くま推しがもっと増えて欲しいなあって。
くまは「今しかない」ってことを盛んに言います。その考えはよく分かります。「今やらないんでいつやるんだ」っていうね。
ただ、「今」ってのは、結局のところ過去の「今」の積み重ねの上に成り立っているので、いくら稲刈りを頑張っても、種を蒔いて手をかけた分しか収穫できんのですよね…。「今」を輝かせたければ、その「今」を作るための準備が必要なわけです。
きっと、くまもそれは分かっていて。だからこそ、「頑張りが足りなかった」という言葉が出てくるんでしょう。
だけど…くまの頑張りが足りなかったとは僕は思わないんですよね。この一か月さんざんダメ出ししておいて何ですが…。少なくとも、僕はくまが頑張っていないとは思いません。くまは頑張ってるし、だからこそ、結果が出ないことに苦しくて悔しいんだって思います。
ぼくはね。くまは頑張ってないんじゃなくて、頑張りを結果に結び付ける仕方を知らないんだって思うのです。
とにかく目の前のことに全力で頑張る…そのやり方はくまらしいと思いますし、それは変えて欲しくはありません。
ただ、少なくとも48で勝っていくための方法論ってのは「ある程度」決まっていますし、ファンの心を掴んで離さないための人心掌握術ってのも、「ある程度」のノウハウがあります。そういうのは学べるものであり盗めるものなんですよね。
それを知っているのと知っていないのとでは、同じ「全力で頑張る」でも自ずと結果が違ってくると思うのです。
それの中身が実際にどういうものかは、僕が言うよりずっと良い手本が周りにいる筈です。だから、良い師を見つけて欲しいな…ってのはずっと思ってるんです。めいめいを「親分」って言ってるのも、「2次元」の話だからちと違うし…。あれはあれで微笑ましいですけどね。
くまは、同年代とか同期とは割りとつるみますが、期が離れたり年が離れた先輩に対してはどうも人見知りを発揮してしまうのかな…。あまりそういう先輩との絡みを聞かないんですよね。そういう人(とくに勝っている人)からこそ、学べるもの沢山あると思うんです。
ふむ…( ..)φ
ぼくはね、くまには良いところ沢山あると思います。世の中の人がどうしても手に入れられなくて、ひっくり返っても転がっても、涙をどれだけ流しても手に入れられなくて、そうして天を仰ぐものを、くまはすでに持っているでしょう。
戦い方さえ分かれば、くまは絶対に勝てるし、だからこそ戦い方を覚えて欲しいって思います。
そんなくまのことを思うとき、ぼくは「我らがローラン」と呼ばれたフランスの将軍、ジャン・ランヌを思い出します。ナポレオンは彼のことをこう述懐しています。
「ランヌという男は、最初は精神よりもまず勇気が勝っていた。 しかし精神のほうも日々高まっていき、ついにはバランスが取れるようになった。私はちっぽけな人物だった彼を登用したが、失った時には偉大な人物となっていた」
Wikiの記事は、さらにこう続けます。「指揮官としては人間離れした勇気と負傷をものともしない不屈の闘志が身上だったが、単なる猛将ではなく、ナポレオンが述懐したように経験を積むごとに戦術に熟達していった」。
そのため、彼は「ナポレオンの元帥達の中で最も皇帝に信頼され」た人物でした。ぼくはね、くま。きらめくナポレオン麾下の将星のなかで、くまはランヌだと思っているよ。