とあるアニメの論文(改訂版)
※読み返したところ、入射光に関する説明が不十分に思えたので、こちらには改訂版を置いておきます。
(2017/10/28)
序
1990 年代から 2000 年代初頭にかけて、デジタル化によって写真/映画と絵画/アニメーションの区別が消失するという議論が巻き起こった。しかしながら、それから時が経った 2010 年代においても、それらの区別は消失することなく、いまだに有効に機能している。であるならば、それらを同一のものとして扱うのではなく、デジタル化によってそれら相互の関わりがいかに変化したかを捉えるべきだろう。かつての議論から約 20 年が経ち、現在では、デジタル化によって実際には何が起こったのかを調査しうるだけの充分な状況が整っている。本論の目的は、デジタル化によって実際に起こった事態を調査によって検証していくことである。その目的を達成するため、まず先行研究の問題点を指摘し、次にどのような尺度が有効かを検討する。そして、レンズフレアと入射光という 2 つの尺度を用いて日本の商業用アニメーション(アニメ)の調査を行う。そこで明らかにされるのは、デジタル化以降、映画の表現がアニメーションに入っていく一方で、アニメーション固有の表現も維持されるということだ。
全文は→https://yahoo.jp/box/TMNKAf(改訂版)