エール!
LA FAMILLE BELIER
2014年フランス、105分
監督:エリック・ラルティゴ
主演:ルアンヌ・エメラ
概要
歌の才能を認められパリの音楽学校のオーディションを勧められた少女と、聴覚障害のある家族との絆を描いた感動作。最愛の家族を支える役目と自らの夢の間で揺れ動くヒロインを、新人ルアンヌ・エメラが好演し、セザール賞最優秀新人女優賞に輝いた。『プレイヤー』などのエリック・ラルティゴ監督がメガホンを取り、『しあわせの雨傘』などのカリン・ヴィアール、『タンゴ・リブレ 君を想う』などのフランソワ・ダミアンらが共演。(シネマトゥデイより)
感想
ミニチュアのような農村、作られたような設定、誇張された演技、おままごとのような恋愛。この映画にはウソがたくさん紛れている。
中盤の不調和は映画の常套手段とはいえ、あまり上手くいっているとは思えないし、なにより母親のカチャカチャした演技が気になってしまう。
ただ、歌はウソをつかない。とくにクライマックスの場面は圧倒的だ。非常に強い。心を打たれてしまう。この場面だけだったら、完璧と言っても良い。
「僕は飛び立つんだ」というメッセージは、どこか宮崎駿を感じさせた。表現手段もシチュエーションも何もかも違うんだけれど、なにか同じ精神がそこにあるような気がした。
☆☆☆☆★(4.5)
物語4.0
配役4.0
演出4.0
映像4.0
音楽5.0