マイ・インターン
THE INTERN
2015年アメリカ、121分
監督:ナンシー・マイヤーズ
主演:ロバート・デ・ニーロ/アン・ハサウェイ
概要
ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイというオスカー俳優が共演を果たしたヒューマンドラマ。年齢・性別・地位も違う男女が出会い、徐々に友情を育んでいく過程を描く。メガホンを取るのは『ハート・オブ・ウーマン』『恋するベーカリー』などで知られるナンシー・マイヤーズ監督。高級ブランドからカジュアルスタイルまで網羅したファッションはもとより、女性にエールを送る物語に夢中になる。(シネマトゥデイより)
感想
この映画、じつは1週間くらい前に見ていたのだけれど、なぜだか感想を書く気にならなかった。なぜだろうな…。
出来としては、すごくしっかりしていると思う。アン・ハサウェイは相変わらずキュートだし、あのロバート・デ・ニーロが真面目一辺倒の紳士を演じているところも微笑ましい(ボクの中では、なぜかロバート・デ・ニーロではなく、亡きロビン・ウィリアムスの顔で再生されるのだけれど)
演出のテンポも物語それ自体も軽やかさを持っていて、まるで嫌みがない。しかもその上、「この2人は絶対にくっつきませんよ」という示唆が随所でなされているような親切設計。安心して見ることが出来る、非常に読後感(?)のさっぱりした映画だ。気分転換には最適かも知れない。
ただ…あとに残るものがない。いや…好きな子とケンカした時に顔文字付きの長文メールを送っちゃいけませんとか、ハンカチは女性が泣いたときに差し出すためのものとか、参考になったけれど(むしろもっと早く言ってくれと←)
それはともかく。この映画の登場人物はみな、とてもポジティブでまっすぐだ。乗り越えられない壁なんて何もないみたいにさえ思える。もちろん、それがこの映画の良いところだ。70歳であっても、前向きに生きることは出来る。それはきっと、多くの人の(ボクも含め)気持ちを軽くするだろう。
ただ、あらゆるハードルが本当のハードルになっていないから、これは結局、夢物語の世界のお伽話だって印象は拭えない。だから、その前向きな姿勢もどこか現実感が薄くて、真に迫るもの…グサッと心に突き刺さるものにはなっていない(もともと、そういう意図もないのだろうけれど)。
☆☆☆☆★(4.5)
物語4.0
配役5.0
演出4.5
映像4.0
音楽4.5