八月を越えて | 想像上のLand's berry

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言葉はデコヒーレンス(記事は公開後の一日程度 逐次改訂しますm(__)m)


 嵐の八月を越えて、霧の中を進む

 道はいつでもふた手に分かれている。

 通り過ぎた未来と、決して訪れなかった過去と。


 白詰草、夏の記憶。

 森の緑を映すクリスタル。

 行き着く先は夢の中

 真っ白な大地そびえ立つ古城。

   儀仗兵に迎えられ、橋を渡る。

 雪が空へと舞い落ちる。


 明滅する灯火。灰青の暁。

 桜並木の下、茅葺き色の客車。

 風に溶けていく汽笛。

 微睡みながら振り返れば、

   置き去りにしてきたいくつもの四季。