この件は、いくつかに分けて考えないとならんと思います。
ボクが知っているのは、Wブッキングによって、急遽みなるんがK2公演に出られなくなってしまったこと。そのため、公演前日の夜に何らかの形で研究生にアンダーの話が行ったこと。そこで、じゅなっこが「やります」と言ったこと。
その1「出来ません」と言うこと。
話題になっているのが、ここで「出来ません」と言った研究生がいたという話です。そう言ったからには、それなりの理由があるはずですが、それがどういう理由かは分かりません。
(受験真っ最中の子もいますし、そもそも名古屋にいなかった子もいます。体調が万全じゃなかった場合だってあるでしょう。憶測に基づいて語っても仕方ありません)
「出来ません」と言うこと自体は、ボクは必ずしも否定的ではありません。
サッカーの場合でも、たとえば「怪我を押して試合に出た」みたいなエピソードが美談になることもありますが、ボクはそれを必ずしも肯定的に捉えていません。
そこで無理して怪我を悪化させ、チームに長期的なダメージを与える場合もありますし、たとえば1998年フランスW杯決勝のロナウドのように、体調不良なのに強行出場し、まったく低調なパフォーマンスでチームに迷惑をかけた例もあります。
だから、無理なら無理だって言うこと自体には、ボクは必ずしも否定的ではありません。
せっかくのチャンスです。誰も出たくないわけがないでしょう。それでも断ったのにはそれなりの理由があるのだとボクは思いますし、それが分からない以上、この件に関してなにか言えることがあるとは思えません。
その2.準備不足
もうひとつ別の問題として、じゅなっこが準備不足だったという問題があります。この件に関しては当事者のじゅなっこが語ってくれています。
結果として、じゅなっこは(相当頑張って覚えたみたいですが)その公演にすべて出ることは出来ず、一部出演に留まりました。
これには仕方ない部分もあるかもしれません。スタベン制度の導入によって、各チーム公演定員である16人以上の正規メンバーを抱えているからです。
休演メンバーが居たとしても、通常それは正規メンバーで埋めることができます。そのため、研究生のなかで、アンダーレッスンの優先順位が下がっていたのは確かでしょう。
ただですね…これメンバーに対して(それは研究生に対しても正規メンに対しても)ボクが言うことはひとつだけです。それは、「どんな状況に置かれても、その置かれた状況でベストを尽くせ」*。ただそれだけですよ。
(*今回の場合はちゃんと準備しておけってことね)
たしかに、色々と難しい状況はある。それでも、そこはすでに戦場なわけですから、兵士たちは戦わなきゃならんのです。いくら司令部がアホだって、いくら理不尽だってね。嘆いているヒマなんてないんです(嘆いちゃいかんとは言わんけれど)。
それは何より、じゅなっこ自身がいちばん痛感したことでしょう。
だからボクも、「戦ってくれ」としか言いようがないんですよね。結局は研究生たち自身がその状況でどうやって上がってくるかだから。「石にかじりついてでも上がってこい」と言うしかないんだ。
その3.状況を良くすること
とは言え…それだけで終わってしまったら…これはただの欠陥組織です。ボクはよく旧日本軍を思い起こすんですが。司令部が最精鋭の兵士たちをアホな作戦に投入したあげく、みな餓死させちゃったんですよ。
腹が減っては戦は出来ぬ。当たり前のことです。それは精神論だけでどうにかなる問題じゃない。兵士たちには「なんとかその状況で戦ってくれ」としか言いようがないですが、司令部にはその状況を少しでも良くする責任があります。それはボクら(国民)も言わなきゃならない。
少しでも良い状況で戦えるようにすること。それが司令部たる運営の責任です。兵士は兵士の義務(その状況でなんとかすること)、司令部は司令部の義務(その状況を少しでも良くすること)、それぞれの義務を果たせ、とボクが言いたいのはそういうことですかね。